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東京五輪代表MF田中碧がドイツ移籍決定、川崎サポーターに感謝と覚悟を伝える「今までありがとうございました」

田中碧。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

デュッセルドルフに期限付き移籍。「フロンターレでプレーすれば代表や世界の選手達と対等に戦えるんだぞという姿を見せてきたい」

 J1リーグ川崎フロンターレは6月28日、U-24日本代表MF田中碧のドイツ・ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルド ルフへの期限付き移籍決定に伴い、本人のコメントを発表した。2022年6月までの期限付き移籍ではあるが、その言葉からは“覚悟”が伝わってくる。

 田中は1998年9月10日生まれ、22歳。180センチ・74キロ。さぎぬまSC  ― 川崎フロンターレ U-10 ― 川崎U-12[鷺沼小学校] ― 川崎U-13 ― 川崎U-15[有馬中学校] ― 川崎U-18[新城高校(神奈川県)] ― 川崎。移籍期間は7月1日から2022年6月30日まで。

  J1リーグ通算79試合・8得点。川崎での公式戦通算は95試合・10得点。U-24日本代表として、東京オリンピックへの出場が決まっている。

   田中は次のようにコメントしている。

「この度、フォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍することになりました。

 僕は小学生の時に川崎フロンターレのアカデミ―に入り、そこからプロサッカー選手になることができました。フロンターレではたくさんのことを経験させてもらい、人間としてもサッカー選手としても成長させてもらいました。 

 素晴らしいスタッフ、素晴らしいサポーター、そして偉大な先輩方とサッカーができたこと心から感謝してます。僕はフロンターレしか知りません。このフロンターレで学んだこと全てを生かして頑張りたいと思います。

 また今、アカデミーに所属している選手たちやフロンターレを目指している子どもたちにフロンターレでプレーすれば代表や世界の選手達と対等に戦えるんだぞという姿を見せてきたいと思います。フロンターレのこれからの躍進を心から願ってます。今までありがとうございました」

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[文:サカノワ編集グループ]

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