【浦和】ユンカーが月間最優秀ゴール賞「圧巻!fox in the box」、湘南戦のスーパーカウンターで受賞
浦和のキャスパー・ユンカー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
5月の月間MVPに続いて。
Jリーグが各月のリーグ戦で最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」の6月度、J1は6月20日の18節・浦和レッズ対湘南ベルマーレ戦(@埼玉スタジアム)の53分に決めた浦和のキャスパー・ユンカーが初めて受賞した。ユンカーは5月の月間MVPに続く表彰に。
また、J2リーグはモンテディオ山形の山田康太が6月26日の20節・ツエーゲン金沢戦(@NDソフトスタジアム山形)の9分に、J3リーグはFC今治の有間潤が6月20日の12節FC岐阜戦(@ありがとうサービス.夢スタジアム)の85分にそれぞれ決めたゴールが選ばれた。
ユンカーは次のようにコメントしている。
「月間MVPに続いて、新たな個人賞を受賞できて、とても嬉しく思いますが、私にとってはチームとして受賞できた賞だと思います。今後もチームとしてさらに良くなっていき、成長していくことが大切だと思います」
このゴールについて、選考委員の原博実氏は「自陣で味方のクリアーボールを拾い、小泉につなぐ。その後の猛ダッシュ、それに合わせた小泉の絶妙なパス、湘南の2人と競り合いながらGKのポジションを確認、そして芸術的なループシュート。カウンターアタックのお手本になる」、 播戸竜二氏は「圧巻! fox in the box ボックス内の動きだけではなく、こんなお洒落なループシュートもできます! ゴールから70メートル地点で起点になり、すぐさまスプリント! コントロールのコースも良く、最後はキーパーの頭上を浮かせるシュート! FWとして大事な要素が全て詰まったゴール!」と称賛している。
受賞選手には記念品としてオリジナルカフスボタンが贈られる。ユンカーのゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「年間最優秀ゴール賞」にノミネートされる。
このほか、月間MVPには、J1はヴィッセル神戸の古橋亨梧、J2はヴァンフォーレ甲府の泉澤仁、J3はAC長野パルセイロの森川裕基がそれぞれ選ばれた。
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[文:サカノワ編集グループ]