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【女子W杯予選】川澄が2年1か月ぶり先発。日韓戦スコアレスドローで、出場権獲得は豪州戦以降に

日韓戦、川澄が2年1か月ぶりに復帰!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

なでしこジャパンが試合を支配したがゴールを割れず。

[女子アジアカップ GS2節] 日本 0-0 韓国/2018年4月10日/アンマン(ヨルダン)

 なでしこジャパン(日本女子代表)が女子アジアカップ・ヨルダン大会のグループステージ2節、韓国代表と0-0で引き分けた。日本は13日にグループステージ最終戦でオーストラリアと対戦する。

 勝てば8大会連続のFIFA女子ワールドカップ出場が決まる一戦。日本は4-4-2のシステムで、川澄奈穂美が2年1か月ぶりに先発し、右MFに入った。一進一退の攻防のなかで前半は韓国のパワーに圧されたが、相手の決定機を山下杏也加が飛び出して間一髪防ぐなど切り抜ける。また、岩渕真奈が相手の肘打ちを受けて出血してしまう場面も……。日本はなかなかチャンスを作れず折り返した。

 後半に入ると、日本がよりボール支配率を高め、韓国のパワーとカウンターに警戒しながらゴールに向かう。66分の菅澤優衣香のポストプレーからの川澄のシュートはDFにブロックされ、試合終盤の岩渕、菅澤のシュートも韓国ゴールを割れず。

 結局、試合は両チームともにスコアレスのまま引き分け。日本のワールドカップ出場権獲得はグループステージ最終戦以降に持ち越された。日本の高倉麻子監督「(オーストラリア戦は)スピードがあり、厳しい試合になる」と気を引き締めた。

 8チーム中5位まで出場権が与えられ、グループ3位でも出場権獲得決定戦となる「5位決定戦」に回る。

文:サカノワ編集グループ

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