【日本女子代表】東京五輪金メダルのカナダ代表戦へ、池田太監督「成長を勝利の結果につなげる」。ブラジル代表、アメリカ代表に多くの決定機を作るも無得点で連敗「She Believes Cup」最終戦へ

「ダイナミックな戦いをしてくるカナダに、アグレッシブに挑みたい」

[シービリーブスカップ] カナダ女子代表 – 日本女子代表／2023年２月22日15:00（日本時間23日6:00）／トヨタ・スタジアム

　オーストラリア・ニュージーランド共催の女子ワールドカップ（W杯）の前哨戦となる強豪４か国による「She Believes Cup」最終第３戦、日本女子代表（なでしこジャパン）が日本時間23日６時から、テキサス州でカナダ女子代表と対戦する。FIFAランキングは日本11位、カナダ６位。

　日本はこれまで数多くの決定機を作りながらもモノにできず、ブラジル女子代表、アメリカ女子代表に、いずれも0-1で敗れた。米国戦ではシュート数15本対５本、さらに決定機数も大幅に上回ったが、ノーゴールに終わった。

　最終のカナダ戦へ。池田太監督は試合前日の公式記者会見、なんとしても勝利でこの大会を締めくくりたいと抱負を語った。

「選手はしっかり戦ってくれています。第３戦、成長した部分を勝利という結果につなげられるようにしっかり戦いたいと思います。ダイナミックな戦いをしてくるカナダに、アグレッシブに挑みたいです」

　欧州遠征から４連敗、いずれもノーゴール。ただし、導入した３バックの狙いは着実に落とし込まれている。あとは得点と結果――。

「（強豪との３連戦について）各大会のチャンピオンとのギリギリの戦いのなか、チームを成長させていきたいです。それは全て（７月から開催される）ワールドカップに向かって行きます。こうした国々と対戦できることを嬉しく思います」

　今大会、日本は２連敗で０得点・２失点、カナダはブラジルに勝利していて１勝１敗、２得点・２失点。最新のFIFAランキングは、アメリカ１位、カナダ６位、ブラジル９位、日本11位。