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元バルサ神童ボージャン「神戸とサイン」。イニエスタと日本で競演へ

スペインを熱狂させたボージャン、神戸加入が決定的に!(Photo by Manuel Queimadelos Alonso/Getty Images)

神戸が正式発表! スペインでも話題に。武藤嘉紀、大迫勇也に続き大型補強。

 カナダ1部のCFモントリオール(当時:モントリオール・インパクト)で2020年までプレーしていた元スペイン代表MFボージャン・クルキッチ(Bojan Krkić)が、J1リーグのヴィッセル神戸に加入することが決まった。神戸が8月9日に完全移籍での獲得を発表した。

 ボージャンはクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「この素晴らしいチャレンジが待ちきれません。この機会は個人的にもプロフェッショナルとしても最高の中の一つであり、この大きな挑戦が待ち遠しいです。日本の文化には、昔から惹かれ、ヴィッセル神戸のお陰で体験できることになりました。イニエスタ選手は私にとって特別な存在であり、尊敬する彼とまた共にプレーできるのを嬉しく思っています。彼のアシストからたくさんのゴールを決めたいです」

 スペインメディア『シュポルト』によると、元FCバルセロナであり現在フリートランスファーになっているボージャンが「神戸と(契約に)サイン」と題し、日本に向かうと報じた。契約は1年半の見込みという。

 カナダでは2年間で通算リーグ25試合・7ゴールを記録。2019シーズンにはカナダ選手権を制している。

 ボージャンは1990年8月28日生まれ、スペイン出身の30歳。バルセロナの下部組織からバルセロナBを経て、バルサのトップチームに昇格。フランク・ライカールト監督のもと、衝撃的なデビューを果たすなど、当時神童と称された。さらにジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでも研鑽を高めた。

 その後、ASローマ、ACミラン、アヤックス・ロッテルダム、ストーク・シティFCなどでプレー。また、2017年にはドイツ・ブンデスリーガ1部の1FSV.マインツ05で、同じく加入の決まった武藤嘉紀とチームメイトだった。

 記事では他に「日本での偉大なスターであるアンドレス・イニエスタと再会する」「セルジ・サンペール、フェルマーレンとチームメイトになる」「神戸は現在リーグ3位でアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を得られるポジションにいる。最近5試合負けていない」と、神戸についても紹介されていた。

 武藤、大迫勇也、そしてボージャン――。神戸がこの夏に大型補強を行い、さらに上位を目指すとともに、再びアジア制覇のプロジェクトを本格化させる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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