【日本代表】酒井宏樹がオーバーワークに配慮し離脱。浦和でも数日間休養へ
酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ルヴァンカップ準々決勝の川崎との第2戦は欠場か。
日本サッカー協会(JFA)は9月2日、DF酒井宏樹がカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨んでいる日本代表(SAMURAI BLUE)の活動から途中離脱すると発表した。酒井はオマーン代表戦で4-2-3-1の右サイドバックとして先発フル出場している。
JFAは次のように理由を説明している。
「酒井選手はヨーロッパでのシーズン終了後、東京2020オリンピック競技大会に臨むU-24日本代表に合流(オーバーエイジとして)、事前合宿から本大会まで活動し、直後に所属クラブに合流、そして今回の代表活動への参加という中で、代表スタッフがオーバーワークを考慮し、今回チームから離脱させるという選択を取りました。所属チームでも数日間、休養に充てる配慮をしていただくことになります」
そのようにこのホームでの重要な初戦に臨んだ31歳のサイドバックは、時差6時間あるカタール遠征には加わらないことが決まったということだ。
結果的に、オマーン戦は88分、酒井のマークについていた選手が植田直通の背中を抜けて前へ出て、右クロス(日本の左サイド)に合わせ失点。これが決勝点となって、日本はオマーンに0-1で敗れた。
日本はこのあとカタール・ドーハへ移動。現地9月7日18時、日本時間8日0:00時から、同予選第2戦、中国代表と対戦する。
浦和は9月5日にルヴァンカップ準々決勝の第2戦、アウェーで川崎フロンターレと対戦する(ホームでの第1戦は1-1)。この状況を考えると、無理をさせず、酒井の欠場が予想される。
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[文:サカノワ編集グループ]