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日本代表がカタール到着、全員の陰性確認。迎え撃つ中国は…

日本対オマーン戦での大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ともに初戦敗戦。李鉄監督の起用法への批判も。

[W杯 アジア最終予選] 中国 – 日本/2021年9月7日18:00(日本時間8日0:00)/カタール・ドーハ

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦の中国代表戦に臨む日本代表が9月3日、無事カタールに入国を果たした。この試合は中国のホームゲームだが、同国の新型コロナウイルスの検疫体制の観点から中立地のカタール開催が決まった。

 日本代表の選手・スタッフは入国後の新型コロナウイルス感染症の検査で、全員の陰性が確認された。ボローニャFCからアーセナルFCへの加入が決まった冨安健洋、移動の問題で第1戦に間に合わないと判断されたCDサンタクララの守田英正は、いずれも前日の段階で直接カタール入りしている。

 選手たちはホテル、練習場、試合会場のみの行き来が可能。外部との接触を断つ、いわゆるバブル方式で中国戦に臨むことになる。

 一方、中国代表は8月末の段階でカタール入り。オーストラリア代表も同様に検疫の観点から同国で開催できないと判断し、カタール開催を選択。9月2日に両国が対戦し、中国は0-3の完敗を喫している。

 中国はW杯アジア最終予選の10月シリーズも、この中東開催が決定。コンディションなどで流動的ではあるが、33人前後の選手がこのままカタールに滞在して、準備を進める。11月開催のゲームも、同じ形になる可能性もあるため、最長で約2か月間、カタールでのホテル暮らしになる。

 中国代表は今回のオーストラリア戦の完敗を受けて、さっそく李鉄監督の采配を疑問視する記事や声も多く出ている。

 試合は9月7日現地時間18時、日本時間の8日0時から行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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