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セルヒオ・ラモスが最悪パリSG退団?Jリーグ移籍もあるのか!?

セルヒオ・ラモス。(Photo by David Rogers/Getty Images)

レアル・マドリードから今夏加入、ケガでまだプレーできず…。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリードを退団してこの夏にフランス1部パリ・サンジェルマンに加入したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、最悪の場合、プレーすることなく退団することもあり得るという。フランスメディアが報じ、この記事がフランス、スペインなど大きな話題を集めている。

 セルヒオ・ラモスは7月、フリートランスファーとなって、パリSGと1年約15億円の2年契約を締結した。しかしレアル・マドリード時代の5月のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝のチェルシーFC戦でプレーしたのを最後に、ふくらはぎなどのケガが癒えず、新天地ではこれまで出場機会を得られずにいた。

 そしてフランス日刊紙『ル・パリジャン』によると、パリSGではラモス退団が“ディストピアなシナリオ”として検討されているということだ。そのためにはあと約1年半ある契約解除について、双方の合意が必要であるという。

 パリSGはラモスの戦列復帰を待っている、というコメントを貫いているそうだ。いずれにせよフランス国内で、そのように“ラモスバッシング”が強まっていることが分かる。

 セルヒオ・ラモスは1986年3月30日生まれ、スペイン出身、35歳。セビージャFCを経て2005年からレアル・マドリードでプレー。2021-22シーズンはケガに苦しみ、リーグ15試合・2得点の出場にとどまった。契約満了により退団し、パリSGと契約を結んだ。スペイン代表でも180試合・23ゴール。

 ラモスは加入の際、「これは私の人生における大きな変化であり、新たな挑戦。決して忘れられない日になりました。この野心的なプロジェクトに参加できること、多くの素晴らしい選手がいるこのチームの一員になれることをとても誇りに思います」と闘志を燃やしていた。

 ちなみに元スペイン代表ディフェンダーはレアル・マドリードを退団する可能性があった1年前の段階から、具体的なクラブ名は挙がっていなかったが、Jリーグ行きも選択肢の一つとして報じられていた。また本人も新型コロナウイルスの感染前には、東京オリンピックへのスペイン代表としてのオーバーエイジ参戦を熱望していた。

 負傷を抱える35歳であれば、もちろんリスクは高いが……。実現するのであれば、ぜひ日本で見たいタレントの一人だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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