【川崎】来季DF補強が必須に。ジェジエウが左ヒザ負傷で手術のため緊急帰国「強くなってフロンターレに戻ってきます」

今季公式戦43試合出場、リーグ連覇に大きく貢献。

　J1リーグ連覇を決めた川崎フロンターレは11月18日、DFジェジエウ（Jesiel Cardoso Miranda）が負傷の治療のためブラジルへ緊急帰国したと発表した。

　ジェジエウは11月７日に開催されたJ1リーグ37節のサガン鳥栖戦で63分から途中出場したが、71分に負傷のため宮城天との交代を余儀なくされた。クラブによると、精密検査の結果、左ヒザ前十字靭帯損傷、左ヒザ内側側副靭帯損傷。全治まで期間については触れられていない。18日、治療のためにブラジルに帰国した。

　ジェジエウは1994年３月５日生まれ、ブラジル出身の27歳。186センチ・84キロ。川崎には2019年から在籍し、今シーズンはリーグ33試合・２得点を記録し、リーグ連覇に大きく貢献した。ACL（アジアチャンピオンズリーグ）、天皇杯、ルヴァンカップ、スーパーカップを含めると、今季公式戦通算43試合に出場していた。

　川崎は来季のACL出場権をすでに獲得。悲願のアジア制覇も目標に掲げ、シーズン序盤にはグループステージ（セントラル開催の方式が決定）も控えるだけに、即戦力クラスのディフェンダーの補強が必須となりそうだ。

　ジェジエウは川崎の公式ツイッターを通じて、次のようにファンへ報告している。

「シーズン終了前に、とても残念なケガをしてしまいました。大切なのは、ここでもう一度この厳しい状況の中で、自分がどれだけ強くなって帰って戻れるか。みんなと一緒に戦えないのは残念ですが、頭の中をしっかり切り替え、このケガとしっかり向き合って治療し、もっともっと強くなってフロンターレに戻りたいです」

　そのように語ったセンターバックは、「しっかり早く治療して復帰し、またサポーターの皆さんに喜びを与えたいです」とカムバックを誓っていた。

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[文：サカノワ編集グループ]