×

J2勢ガッカリ、J1参入PO決勝は“従来通り”「90分引き分けの場合、J1の16位が勝者」

2019年の入れ替え戦決勝、湘南が徳島と1-1で引き分けて、J1残留を決めた。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

延長+PKの「完全決着方式」は採用されず。

 Jリーグは2月16日に臨時理事会を行い、2022シーズンのJ1参入プレーオフ決勝の大会方式について、2019年までの現行通り「90分間の試合を行い、勝敗が決しない場合、J1リーグ16位のクラブを勝者とする。決定戦の勝者は、2023シーズンにJ1リーグに残留または昇格する」と決定した。

 この件は、昨年12月の段階で「90分で決着がつかない場合、延長さらにPK戦が実施される」と明記されて理事会に承認された。しかし、Jリーグ事務局はこれが“記載ミス”だとして、2月16日の臨時理事会で最終決定すると説明していた。

 そして今回の理事会では(1)「従来通り」 (2)「従来通り」だが2023シーズンに向けて継続議論する (3)J1ホーム開催/延長・PKまで実施/外国籍選手はJ2(4枠) (4)中立地開催/延長・PKまで実施/外国籍選手はJ2(4枠)――この4案で話し合い、「2」が採用された形だ。

 J1参入プレーオフは、J2の3~6位がトーナメントを実施。その勝ち上がった1チームとJ1の16位チームが「入れ替え戦」を行うもの。しかし新型コロナウイルスの影響を受けてのスケジュールを考慮し、最近2年間は実施されておらず、今季3年ぶりに復活する。

 2019年までの「参入プレーオフ決勝」は、J1・16位チームのホームゲーム扱いにより、一発勝負で開催。90分間戦い「引き分け」であれば、「年間順位・上位」の理由で、J1・16位チームが残留するというレギュレーションだった。

 とはいえ勝ち上がったJ2チームが、最後に“引き分けは負け”という極めて高い壁が待ち受け、突然J1チームが優位になる扱いに、ファンからは不公平ではないかという声が出ていた。

 一方、J1勢としては、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の日程面など不確定要素も多く、「全力でアジアを戦えない」などといった意見も出ていて、リーグ全体のバランスを鑑み、優位性があるべきだと主張していた。

 Jリーグによると、2019年の湘南ベルマーレ対徳島ヴォルティスが、湘南ホームゲームで1-1と引き分け、湘南のJ1残留が決定。J1・16位チームへの優位性があまりにも高く、この方式について改めて議論されることになった。

 そして2020シーズンは「現行通り」と決定し、リーグ全体を見て改めて話し合われることになっていた。しかし、そこでコロナ禍に見舞われたため、話し合いは延期されてきた。

 そして今回“記載ミス”のまま理事会を通ったため、改めて膝を突き合わせることに。結果、「もう少し議論が必要になる」ということで、現行案が採用された。

 ついに改革か、と思われたが――。結果的に、J2勢としては、ガッカリとなる決定が下された。

 2022シーズンの参入プレーオフは、1回戦が10月30日、2回戦が11月6日、そして決勝が11月13日に実施される。スケジュール面は改善されている。

【注目記事】
【Jリーグ獲得可能、推奨5大銘柄】ジエゴ・コスタ、ウィルシャーらフリーで狙い目!あの日本人レフティも

大島僚太の明本考浩へのチャージはDOGSOで一発退場が妥当、ノーファウル判定は「明白な間違い」「VARが介入すべきだった」。JFA審判部が開幕前に説明│FUJI FILM SUPER CUP 浦和 2-0 川崎

久保建英が一問一答「僕がサッカーに対し何かを与えると、戻ってくるものがある」。マジョルカがビルバオに3-2、左足のショットで劇的勝利をもたらす

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads