【ACL】空中戦勝率51%対49%。拮抗の一戦、鹿島が上海上港に先勝!
鹿島アントラーズの鈴木優磨 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
[ACL ラウンド16-1st] 鹿島 3-1 上海上港/2018年5月9日/県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズがアジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦、上海上港に3-1で先勝した。第2戦(セカンドレグ)のアウェーゲームは5月16日に上海で開催される。
鹿島は5月5日の浦和レッズ戦から先発二人を変更。鈴木優磨、クォン・スンテが入った。
序盤からホームチームが主導権を握るものの、一瞬の隙を突かれてオスカルに決定的なシュートを放たれるなど危うい場面も。徐々に一進一退の攻防となるなか、43分、永木亮太のCKから相手GKが弾いたところを鈴木が押し込み先制に成功! 49分にもCKから西大伍が押し込み追加点。さらに75分にも安西幸輝のクロスからオウンゴールが生まれる。その後1点を返されたものの、3-1で鹿島が逃げ切った。
川崎フロンターレや東京ヴェルディで活躍したフッキは来日したもののベンチ外となった。
アジアサッカー連盟(AFC)が発表した速報のデータによると(左が鹿島、右が上海上港)、ボールポゼッションは48.6%対51.4%、デュエル成功率は48.1%対51.9%、空中戦勝率は50.9%対49.1%。インターセプトは5対14、コーナーキックは7対12、オフサイドは3対1。
途中からは鹿島が守備を固めながら試合を進めたことも数値には影響していて、拮抗した展開だったことが分かる。そのなかでの空中戦の勝率の高さが光る。
鹿島が勝ち上がった場合、準々決勝(ベスト8)のカードは、抽選で決定する。
文:サカノワ編集グループ