【鹿島】早川友基が語った勝点1の収穫と課題。22日は埼スタ浦和戦!「新潟はチーム全体でボールへの関わり方が上手くて、“空くところ”をみんなが理解しながらサッカーをしていると感じた」
鹿島の早川友基。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
75分にはビッグセーブでチームを救う。「あの瞬間はファーサイドに打ってくるだろうと予測した」
[J1 18節] 鹿島 1–1 新潟/2024年6月16日18:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ18節、鹿島アントラーズは藤井智也がゴールを決めたものの、アルビレックス新潟と1-1で引き分けた。リーグ4連勝でストップ。勝点36に伸ばしたが、首位のFC町田ゼルビアとは2ポイント差。
GK早川友基(Tomoki HAYAKAWA)は試合後、「今日は少しみんなのサポートとか、動きが重い部分があって、前半にもっとやらなければいけないと思いますが、逆に言えば(内容の良くなかった)前半をゼロでいけたことをポジティブに捉えていました。後半に1点だけではなく、2点、3点と取れたら良かったと思います。チャンスはあったので」と振り返った。
そして新潟から学ぶ点も多かったと受け止めた。
「新潟はチーム全体としてボールへの関わり方が上手くて、“空くところ”をみんなが理解しながらサッカーをしているという感じがしました。そこを、なかなか止めきれなかった。毎試合のことですけど、今日、上手くいかなかったところを擦り合わせて修正し、次に生かしていくという作業が必要だと思います」
75分には早川のビッグセーブでチームを救った。
「少しブラインドになっていましたけど、ボールの動きから、あの瞬間はファーサイドに打ってくるだろうという予測があり、そこを感じながら事前にいい準備ができていました。あとは、タイミングを合わせて、とにかく外へ弾くことを考えて対応しました」
1-1での1ポイント獲得。様々な課題の出た一戦だが、次につなげた勝点1とも言える。その次戦は6月22日、埼玉スタジアムでの浦和レッズとの注目の一戦だ。
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鹿島は11勝3分4敗の勝点36で2位。早川はリーグ18試合連続のフル出場で、20失点・5無失点試合。