鮮烈FK弾!さらなる高みへ、久保建英が語った“好きなフレーズ”とは?「今日のようなプレーをすれば、あらゆる相手と戦える」マジョルカをスペイン国王杯ベスト8へ導く
エスパニョール戦で直接FKによるゴールを決めたマジョルカの久保建英。(Photo by Rafa Babot/Getty Images)
次戦はラ・リーガ、古巣のビジャレアル戦。
[コパ・デル・レイ 4回戦] マジョルカ 2-1 エスパニョール/2022年1月15日16:00(日本時間16日0:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦(ラウンド16)のRCDエスパニョール戦で鮮烈の直接フリーキック弾を決めたRCDマジョルカの日本代表MF久保建英が試合後のフラッシュインタビューに登場し、スペイン語でさらなるチームの躍進を誓った。ユーチューブの「マジョルカ公式チャンネル」で、日本語訳も付いて公開されている。
32分、敵陣で掴んだ直接FKのチャンス。久保は真っ先にボールを手にして譲らず、しっかり左足で決めてみせた。
「相手がマットにファウルをした時、自分がシュートをしようと決めていました。自信はありましたし、監督も自信のある選手がシュートを打つべきだと言っています。(中継したアナウンサーは『これは決まる』と言っていたが、期待を裏切らなかったね)これから先も彼らに中継してほしいですね。そしたら僕がさらに点を取る流れが来るかもしれない(笑)」
この試合に向けた1週間の準備と過程。そこに久保は手応えを得ていた。
「今週僕らがやった練習のおかげです。エスパニョールがコントロールしていた数分以外、僕らが勝っている時間が長く、相手ゴールを目指していました。僕らのコンディションはとても良かったです」
これで同カップ戦、チームはベスト8に進出した。
「『夢見るのは自由』。僕はこのフレーズが好きです。僕らは準々決勝に辿り着きました。ただ、まず次のラ・リーガの試合に集中しなければいけません。降格圏まで勝点3差。ビジャレアルという偉大な相手と対戦します。今日のようなプレーをすれば勝利の可能性は大いにあるはずです。ラ・リーガに向けて戦います」
この勝利が大きな自信を与えたね――。そのインタビュアーの言葉に久保は頷いて、次のように力強く言った。
「今日のようなプレーをすれば、あらゆる相手と戦えます。フットボールに何かをもたらせば、フットボールはこちらへお返しをしてくれる、そう監督は言ってくれています」
レアル・マドリードからレンタル移籍中である20歳のレフティは、これで戦列に復帰後公式戦2試合続けて先発出場。今季公式戦通算は13試合・2ゴールに。ここから久保自身もチームも勢いに乗りたい。
マジョルカは次戦リーグ戦に舞台を戻し、日本時間1月23日0時15分からアウェーで、久保の古巣でもあるビジャレアルCFと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]