池田太監督、一問一答。なぜタイ戦4得点の浦和FW菅澤優衣香は起用されなかったのか?日本女子代表が中国にPK戦の末敗れ、アジア杯3連覇の夢潰える
植木理子が2ゴールを決めたものの……日本、中国にPK戦の末敗れる。 (Photo by Thananuwat Srirasant/Getty Images)
植木理子が2ゴールも、守勢に回ったあとリードを保てず。
[女子アジアカップ 準決勝] 日本 2(1EX1、3PK4)2 中国/2022年2月3日19:30(日本時間23:00)/シュリー・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックス
女子アジアカップ準決勝、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が中国女子代表にPK戦の末に敗れ、ベスト4で姿を消した。目標だった大会3連覇はならず。東京オリンピックでのメダル逸に続き、池田太監督の就任からまだ日が浅かったという事情はあるものの、国際大会でまたも結果を残せなかった。
植木理子が26分、103分と決めて、日本が90分間の試合、そして延長戦でリードを奪いながら、それを守り切れず。試合はボール支配率67パーセント対33パーセント、シュート数22本対7本と支配したものの、結果を残せなかった。
池田監督は試合後、次のように語った。
――試合を終えて。
「敗戦は我々にとって本当に痛いことですが、受け入れないといけません。勝利した中国にはおめでとうと言いたいです。我々もこの敗戦から学びを得ないといけないと思います」
――選手たちにはどんな言葉を?
「選手の取り組みに対しては満足していることは伝えました。結果を受け入れてここから我々は成長していこうと話しました」
――今日の中国の戦いは想定したものだったか?
「驚きは特になかったです。チームにはそれぞれ事情があります」
――90分間で選手交代は一人だけだった。その意図は?
「攻撃と守備のバランスを考えていたのと、競った試合になった時、またパワーのある選手をどのタイミングで使うかのプラン、得点失点などを含めて、そういう交代の状態になったということです」
――この敗戦から一番何を学んだか。
「点をしっかり決めきること、ゲームをコントロールする時間帯も含めてゲームを進めていくというゲームコントロールのところはもっともっと磨いていきたいと思います」
――前半はパフォーマンスが良かったが、延長戦ではやはり疲労が感じられた。
「時間が経つにつれて疲労はありましたが、それは相手も同じだと思います」
――日本のチームの中で印象に残った選手は?
「一人は挙げられません。みんなそれぞれに今大会に向けて準備をしてきたので選手全員という答えになります」
――準決勝で4点を挙げた菅澤選手が起用されなかった。何かコンディション面で問題があったのか。
「この前の試合で痛めた箇所もあり、選手の身体のことを考えてというのもありました」
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