【浦和】モーベルグ、元福岡サロモンソンから「君なら日本でしっかりやれる!」と背中を押される
オンラインでの加入記者会見に臨んだ浦和のモーベルグ。(C)URAWA REDS
加入記者会見で明かす。同郷スウェーデン出身、ヨーテボリではチームメイト。
J1リーグ浦和レッズのスウェーデン代表FWダヴィド・モーベルグが3月10日、オンラインによる加入記者会見を行い新天地での抱負を語った。このなかで、同郷であるサンフレッチェ広島とアビスパ福岡で活躍したエミル・サロモンソンが友人であり、いろいろなアドバイスを受けて背中を押されたと明かした。
サロモンソンは2019年に広島、そして20・21年と福岡でプレーしJ1昇格&残留に大きく貢献。今季はIFKヨーテボリに復帰している。
サロモンソンが4歳年上だが、二人は2011年から13年途中まで、IKヨーテボリでチームメイトとしてプレーしていた。
モーベルグは「サロモンソン選手はとても仲の良い友人です。すごくたくさん、日本のことを教えてくれました」と明かす。
「彼は『君であれば、しっかり日本でやれるよ!』と言ってくれました。サッカーの面ではテクニカルなチーム、とても組織的なチームが多いという話も聞きました。生活面では、素晴らしい国で過ごしやすいことや文化的なことを教えてくれました」
そのように日本挑戦へ背中を押してくれたそうだ。
浦和では背番号「10」をつけることが決定。「格好いいですし、着ていると調子も上がります」と、モーベルグは気持ちを高める。
そして現在のコンディションについて、「この2日間チームでトレーニングしましたが、現地でも練習してきました。試合の感覚を取り戻すにはやはり実戦に出なければいけないと思います。そこは綿密に話し合っていきますが、試合に絡むまで、そんなに長い時間はかからないと思っています」と語った。
初日の練習後には日本代表DF酒井宏樹と時間をかけて話したという。モーベルグは「プライベートの部分で、どこに住んでいて、いろいろ大丈夫かと、何かあれば手伝うよと言ってくれました。とても実績のある選手ですが、人間的にもすごく素晴らしく、とても助かりました」と語っていた。
そんな新助っ人について西野努テクニカルダイレクターは、「新しい浦和レッズの10番、前線でのキープレーヤーとなっていってほしいです」と大きな期待を寄せていた。
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[取材・文:塚越始]