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オルンガ争奪戦がトルコで勃発、ベシクタシュ「獲得決定」!?フェネルバフチェも名乗り

柏時代のオルンガ(後列中央)。写真:石田達也/(C)Tatsuya ISHIDA

アル・ドュハイルでリーグ20戦・22得点。トルコメディアが報じたが――。

 J1リーグの柏レイソルで2020シーズンのJリーグ得点王と最優秀選手(MVP)を受賞したカタールリーグのアル・ドュハイルSCに所属するFWオルンガ(Michael Olunga)が、トルコ1部のベシクタシュJKに移籍する!?

 ケニア代表ストライカーは今季リーグ20試合・22ゴール、公式戦通算25試合・26得点と相変わらず桁違いの得点力を見せつけている。そうしたなかトルコメディア『ファナティック』が4月7日、「ベシクタシュの新しいストライカー、それはマイケル・オルンガ」と題したレポートを掲載した。

 現在のエースである、ベルギー代表FWミシー・バチュアイは今季末で契約満了を迎える。そして今季トルコ1部27試合・14得点を記録しているストライカーの後継者として、ベシクタシュフロントはオルンガを“発見”。「すでに次のシーズンに向けた作業は始まっている」として、あたかも獲得が確実になったニュアンスで報じている。

 ただベシクタシュはノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートの獲得を目指していたが、それが難しい場合、オルンガの獲得に向かうということだ。つまり、何も決まっておらず、むしろ憶測であるようだ。

「28歳の彼はキャリア最盛期にあると言われる。(スカウトにより)その特長はトルコリーグに非常に適していることも分かった」

 ただし、オルンガとアル・ドュハイルは2023年6月まで契約を結んでいる。果たしてどれほどの移籍金(違約金)がかかるのか。また、アジア制覇を目指すアル・ドゥハイルが、移籍金など二の次で手放さないことも十分あり得る。

 さらには、同じトルコの最大のライバルであるフェネルバフチェSKもオルンガ獲得を目指していると言われてきた。

 あるいは欧州5大リーグ行きもあり得るのか。そのあたりの今後の駆け引きに注目が集まる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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