【鹿島】関川郁万が右ヒザを傷めて途中交代、岩政監督「病院には行かず…」
鹿島の関川郁万。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
アントラーズの5番、一瞬ヒヤっとしたが。
[J1 32節]鹿島 1–1 柏/2023年11月11日15:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ32節、鹿島アントラーズと柏レイソルの一戦は、パリオリンピックを目指すU-22日本代表FW細谷真大のゴールとディエゴ・ピトゥカのPK弾により1-1で引き分けた。
この試合の前半終了間際の45分、鹿島のDF関川郁万がハーフウェーライン付近で相手選手とキックの競り合いになり負傷し、交代するアクシデントが発生した。
関川はすぐさま手を挙げて、柏の右ヒザ付近を抑えて立ち上がれず。柏レイソルの犬飼智也が寄り添って心配そうに見守るなか、鹿島の『5番』は立ち上がることができず。担架で運ばれて、昌子源との交代を余儀なくされた。
関川はベンチサイドで立ち上がり、右足をかばいながらも自力では歩行。ただ、そのままベンチに残ったという。
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試合後の記者会見で関川の状態について質問を受けた鹿島の岩政大樹監督は、「病院には行かず、アイシングをしている状態でした。僕もまだ把握はしておらず、詳しくはまだ分かりません」と答えた。ひとまず緊急で治療を施す必要はなかったという。
また、関川自身も試合後は歩いて姿を見せていた。試合直後の段階では、大事には至らなかったと見られそうだ。