【J1リーグ】『12.6最終節』鹿島、柏の優勝条件は? アントラーズ「敗戦」、レイソル「引き分け」で複雑な状況に…
鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
勝点、得点・失点がすべて並んだ場合は「鹿島優勝」。
J1リーグは12月6日、最終節を迎える。全10会場が14時に一斉にキックオフされる。
首位・鹿島アントラーズは勝点73(56得点・30失点、得失点差 26)、2位・柏レイソルは勝点72(59得点・34失点、得失点差25)と、勝点差は「1」。さらに、得失点差も1点差だ。
鹿島は14位ながら4連勝中の横浜F・マリノスと、柏レイソルは天皇杯を制したFC町田ゼルビアと、いずれもホームで対戦する。
鹿島は「勝利」で、他会場の結果に関係なく優勝を決められる。
また鹿島が「引き分け」の場合は、柏の「引き分け」以下で優勝。さらに鹿島が「敗戦」の場合も、柏の「敗戦」で逃げ切れる。
柏は「勝利」し、鹿島が「引き分け」以下で逆転優勝となる。
条件が最も複雑なのは、鹿島「敗戦」、柏「引き分け」のケースだ。その場合、勝点が並び、1)得失点差、2)得点数、3)直接対決の成績、の順番で決まる。
鹿島が横浜FMに1点差で敗れた場合、得失点差でも並ぶ。現時点で得点数は柏が3点リード。鹿島が大量点を取れば(1点差負けでも)、逆転できる。
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もし両チームの勝点、得失点数、得点数がすべて並んだ場合、当該チーム同士の直接対戦の成績が適用され、今シーズン柏に2勝している鹿島の優勝となる。




