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新時代の新たな関係へ。日本サッカー協会、キリングループと2030年までパートナー契約締結。審判、グラスルーツなど協賛の対象拡大へ

昨年開催されたキリンチャレンジカップの日本代表対セルビア代表戦。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」に。

 公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は6月1日、キリングループとの「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」契約が基本合意に達したと発表した。

 JFAとキリンホールディングス株式会社、キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社は、2023年から2030年の8年間にわたる「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」契約を締結することに基本合意に至った。

 次期パートナーシップ契約は「日本代表オフィシャルパートナー」から協賛の対象範囲が拡張される。全カテゴリーの日本代表チームをはじめ、各種大会や選手育成、指導者養成、審判、グラスルーツなど日本サッカー協会の事業全般をサポートすることになる。

 田嶋幸三会長は「8年間という契約により、私たちは中長期の計画を立てた強化が可能になります。これまでも8年間の契約をいただき、7大会連続のW杯出場も果たし、多くの選手がヨーロッパでもプレーできるようになりました。長年にわたる唯一無二のパートナーとして、我々はキリングループとともに戦ってきました。今後も同じご支援をいだけることに感謝しています」と、新たな契約締結の意義を強調した。

 また「キリンチャレンジカップ」の開催方法などについては今後協議していくことになるが、ヨーロッパと日本での試合実施の「両立」を目指す意向も示した。

 また、キリンホールディングス株式会社の磯崎功典社長は「新たな時代に入ってきています。環境も変化しています。もっともっとお互いの関係を深くして、もちろん選手は大切であり、さらにより広く捉えて事業の領域を広げる時期に来ていると、今回『日本サッカー協会オフィシャルパートナー』へ新たに進化をしたと捉えていただければと思います」と語った。

 40年以上にわたり日本代表とJFAをサポートしてきたキリングループとの連携が、また新時代へと突入する。

 ◎「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」契約概要
期間: 2023年1月1日~2030年12月31日

対象:・サッカー日本代表チーム 、日本代表(SAMURAI BLUE)、なでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表、各年代日本代表、サッカーe日本代表 ・大会、育成、指導者養成、審判養成、グラスルーツなどのJFA事業全般

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