【日本代表】カタールW杯の26人枠「当落」予想。林大地の“一発逆転”難しく、西村拓真の9月招集あるか!?[毎週更新]
西村拓真。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
町野修斗の負傷も心配。国内外ともに、FW陣はここから調子を上げる選手にチャンスあり。
カタール・ワールドカップ(W杯)開幕は11月20日――。あと3か月に迫った。
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は9月のインターナショナルマッチウィークに、W杯出場国であるアメリカ代表(9/23)、エクアドル代表(9/27)と、いずれもドイツ・デュッセルドルフで対戦することが決定した。
カタールW杯はコロナ禍を踏まえ、選手登録数は23人から26人、交代枠は3人から5人に拡大された。そうした状況を踏まえ、現段階でのカタールW杯26人枠の“当落”を予想した。
負傷などアクシデントがなければ招集確実な“当確”ゾーンは15人か。また、所属先での活躍により序列が上下しそうだが、森保一監督のこれまで起用法を踏まえ現時点でメンバー入りすると見られる「ほぼ当確」は7人。
これで22人が埋まり、あと4枠(+アクシデント対応)を争う形か。
「抜擢の可能性」に加えていたシント=トロイデンVVのFW林大地だが、約2か月間の負傷離脱に。昨年の東京オリンピックではサガン鳥栖での活躍を買われ最後に食い込み、そのままU-24日本代表のレギュラーポジションを掴んだストライカーだが、今回の“一発逆転”は難しくなった。
また、8月7日の北海道コンサドーレ札幌戦で負傷した東アジアE-1選手権得点王の町野修斗の状態も気になるところ。E-1組では、横浜F・マリノスの西村拓真がAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝のヴィッセル神戸戦(●2-3)でダイビングヘッド弾を決めるなど好調を維持している印象だ。
FW陣はトゥールーズFCのオナイウ阿道が現状ポジションを掴めず。鹿島アントラーズからセルクル・ブルージュに移籍した上田綺世もノーゴールが続く。E-1選手権で抜擢された町野のように、ここから調子を上げる選手(国内外いずれも)が、9月の招集メンバーに食い込むチャンスはありそうだ(もちろん町野の完全復活も待たれる!)。
【日本代表カタールW杯 26人枠 “当落”予想】
◎…確実
15人
※ケガなどアクシデントがなければメンバー入り“確実”。
〇…ほぼ確実(有力)
7人
※実績では確実。所属先の実働によっては上にも下にも序列変更。
△…対抗
12人
※同じタイプの選手らと競っている状況。
▲…抜擢の可能性あり
20人
※上記選手にアクシデントなどあった際、今後の活躍によっては大抜擢も。
【GK】
◎権田修一
〇川島永嗣
〇シュミット・ダニエル
△谷晃生
△大迫敬介
▲鈴木彩艶
▲西川周作
【DF】
◎冨安健洋
◎吉田麻也
◎酒井宏樹
◎板倉滉
◎長友佑都
〇山根視来
△伊藤洋輝
△中山雄太
△谷口彰悟
△小池龍太
▲佐々木翔
▲植田直通
▲菅原由勢
▲瀬古歩夢
▲橋岡大樹
▲小川諒也
▲室屋成
▲中谷進之介
▲畠中槙之輔
【MF】
◎遠藤航
◎伊藤純也
◎三笘薫
◎守田英正
◎田中碧
◎原口元気
◎南野拓実
〇鎌田大地
〇堂安律
〇久保建英
〇柴崎岳
△旗手怜央
△藤田譲瑠チマ
△相馬勇紀
▲川辺駿
▲岩田智輝
▲脇坂泰斗
▲水沼宏太
▲橋本拳人
【FW】
◎浅野拓磨
◎大迫勇也
△前田大然
△古橋亨梧
△上田綺世
▲オナイウ阿道
▲西村拓真
▲町野修斗
▲細谷真大
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