×

【日本代表】山根視来がスペシャルレッスン、全国の“無名”選手へエール「W杯何回も目指せる」「めちゃくちゃノビシロがある。夢を途中であきらめてほしくない」

東海大高輪台高校男子サッカー部の選手にアドバイスを送る日本代表の山根視来。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

高校と大学を経てプロ入り、「自分もこういう時代があった。すごく懐かしい気持ち」。

 ベスト16進出を果たしたカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表のメンバーで、J1リーグ川崎フロンターレに所属するDF山根視来が12月27日、埼玉県内で学生交流スペシャルレッスン「カラダを動かす。ココロが羽ばたく。アシックスアスリートスペシャルレッスン」を行った。

 アシックスジャパンは今年のブランドメッセージとして、「#LiveUplifted(リブアップリフテッド)カラダを動かす。ココロが羽ばたく。」を掲げて様々な取り組みやイベントを行ってきた。その一環として、このスペシャルレッスンが実現した。

 カタールW杯の激闘を終えて帰国して間もない山根だが、リラックスした様子で笑顔を浮かべ、東海大高輪台高校男子サッカー部の生徒たちとリフティングやパスを交換しながらアドバイスを送っていた。

 山根は次のように全国の無名の選手たちにエールを送った。

「自分もこういう時代があったなと思いながら、すごく懐かしい気持ちでできました。僕が何かを伝えたいのは、今、有名ではない子供たち。まだまだめちゃくちゃノビシロが残されています。それは自分の経歴も示しています。今どこにいても日本代表になれると伝えたいし、夢を途中であきらめてほしくないと、いつも思います」

 そしてカタールW杯に出場。4年前には、全く頭になかった世界でもあったと振り返った。

「ワールドカップは、4年前の自分にとってはまだ別世界でした。若い選手はまだまだ何回もチャンスはあるので、自分であきらめないでほしいです。僕がプロに入って知ったこと、早いうちか知って悪いことはないと思うので伝えていきたいです」

 そのように、こうしたイベントも時間が許す限り、積極的に行っていきたいということだ。

サイン入りのスパイクをプレゼントする日本代表の山根視来。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
輪になってのリフティング。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
最後は記念撮影。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

【注目記事】
日本代表の課題は「体重」? W杯各国の平均サイズ、本田圭佑が問題提起「勝負できる必要不可欠な体格のサイズはある」

【カタールW杯】日本代表DF谷口彰悟がアル・ラーヤン移籍へ。川崎退団を決断「残りのサッカー人生、チャレンジしなかった後悔をしたくない」

日本代表指揮官の候補…鬼木達監督が川崎と契約更新。あの闘将とともに現役最長の継続7シーズンへ

Ads

Ads