デル・ピエロが三浦知良のJ1最年長出場を祝福「キャリアにイタリアがあるのが嬉しい」
横浜FCの三浦知良。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
94-95シーズン、ユベントスとジェノアに在籍。2011年の東日本大震災復興支援マッチでともにプレー。
[J1 18節] 川崎 3-2 横浜FC /2020年9月20日/等々力陸上競技場
元イタリア代表のエース、アレッサンドロ・デル・ピエロが9月24日に自身のSNSのツイッター(アカウントは @delpieroale )を更新し、前日にJ1リーグ最年長出場記録を更新した横浜FCの53歳FW三浦知良の偉業を祝福した。
三浦はJ1リーグ18節の川崎フロンターレ戦で2トップの一角で先発出場して56分までプレー。53歳6か月28日でJ1リーグのピッチに立ち、2012年に中山雅史がコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)で作った45歳2か月1日の記録を大幅に更新した。
1994-95シーズンにはイタリア・セリエAで、デル・ピエロはユヴェントスFC、カズはジェノアCFCに在籍していた。また、2011年、東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチにカズが出場、デル・ピエロもゲストとして参戦していた。そしてここ数年、デル・ピエロは8歳年上のカズが日本で活躍すると、何度かツイートをしてきた。
今回、イタリアのレジェンドは次のようにつぶやいた。
「Complimenti Kazu Bello che ci sia stata anche un pò d’Italia nella tua incredibile carriera!!! #キングカズ #祝 #ADP10 @J_League_En 」
(カズ、おめでとう。あなたの信じられないようなキャリアの中に、イタリアが少しだけでもあることを嬉しく思います!!! )
https://twitter.com/delpieroale/status/1308864085916876801
そのようにイタリアのスーパースターは、三浦の“大記録”の達成を喜んでいるのだ。
また、三浦は川崎戦後のオンラインによる記者会見で、最年長出場記録の達成を次のように喜んでいた。
「クラブ、監督を含めたスタッフ、選手、横浜FCのみんなに感謝したいです。僕がこうしてグラウンドで試合に立てるのは、みんなの力、助けがあるからこそ。先発でJ1の舞台に立てて、本当にみんなに感謝したいです」
デル・ピエロにとっても、カズは今なお刺激を与える存在になっているようだ。
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[文:サカノワ編集グループ]