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日本代表の課題は「体重」? W杯各国の平均サイズ、本田圭佑が問題提起「勝負できる必要不可欠な体格のサイズはある」

カタールW杯、コスタリカ戦に先発した日本代表のイレブン。(Photo by Robert Cianflone/Getty Images)

身長も下位だが、優勝したアルゼンチンを上回る。

 カタール・ワールドカップ(W杯)に臨んでいた各国代表の平均身長と体重と成績につながりはあるのか!?

 本田圭佑が自身のツイッター(@kskgroup2017)で、出場32か国の平均サイズのグラフを掲載。そのうえで「 サッカーはデカけりゃ勝てるってわけではないけど、勝負ができる必要不可欠な体格のサイズはこの表が示してる」とつぶやき話題を呼んでいる。

  日本は平均身長・体重ともに平均を下回り、いずれも下位に。ただし、身長は日本よりも、優勝したアルゼンチン代表のほうが低い。一方で、体重はアルゼンチン、スペイン、さらに韓国も、日本を上回っている。

 そもそも身長・体重ともに正確なデータではなく、基本的には“自己申告制”。そのため、日本のみならず、やや大きめに見積もっていることも多い。そう考えると、いずれにせよ日本はアジアでは大きいと言われるものの、世界基準で見ると“小さい”部類に入ってしまう。

 セルビア(平均身長1位)、ドイツ(平均体重1位)、オランダ、デンマーク、フランス、スイスと、ヨーロッパ(UEFA)勢はいずれも上位に。ベルギー、ポーランド、クロアチア、セネガルも身長は184センチ以上のトップ層にある。

 日本のジュニア世代の育成はテクニックを徹底的に優先し、そのため、身長のある選手が早い段階で離脱する傾向もあると聞く。どの段階で“化ける”かは、誰にも分からないだけに、競争させるだけでなく、とにかく楽しくボールを蹴り続けられる環境作りなども、日本(都市圏)では大切かもしれない。

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