【ヴィッセル神戸】小田裕太郎のハーツ移籍決定「チャンスがあるなら必ず海外挑戦しようと決めていた」
神戸の小田祐太郎。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
スクールから神戸育ち、「試合後サポーターの方達と神戸讃歌を歌えた時はとても嬉しかったし、感動しました」。
J1リーグ・ヴィッセル神戸は1月11日、FW小田裕太郎(ODA Yutaro)が、スコットランド1部ハート・オブ・ミドロシアンFC(ハーツ)に完全移籍することが決定したと発表した。
パリ・オリンピック世代にあたる小田は、次のようにコメントしている。
「この度ハーツに完全移籍することになりました。小学校のスクールから約10年ヴィッセルでお世話になり、たくさんのことを経験させてもらいました。
スクール、ジュニアユース、ユースそしてトップチームとどんな時も素晴らしい環境でプレーでき、成長させてもらいました。特にトップチームでは小さい頃から試合観戦に行っていたノエビアスタジアムでプレーができ、試合後サポーターの方達と神戸讃歌を歌えた時はとても嬉しかったし、感動しました。
海外に挑戦できるチャンスがあるなら必ず挑戦しようと決めていたので今回このような決断をしました。この決断を後押ししてくれたクラブや家族には、本当に感謝しかないです。そしてファン、サポーターの皆さんどんな時も応援してくださり、その応援は常に力になりました。
海外に行っても応援し続けてくれたら僕はとても嬉しいですし、皆さんに成長した姿を見せられるようにチャレンジし続けたいと思います。改めて約10年本当にありがとうございました」
小田は2001年8月12日生まれ、21歳。2022シーズンはJ1リーグ21試合・1アシスト。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2試合出場。同ラウンド16の横浜F・マリノス戦(〇3-2)でゴールを決めている。
ハーツは現在9勝5分6敗(36得点・31失点)の勝点32で3位。首位セルティックとは26ポイント差。