バルセロナ戦、久保建英がバー強襲弾。前半一人退場のR・ソシエダ…コパ・デル・レイ準々決勝0-1で敗戦
バルセロナ戦に出場したレアル・ソシエダの久保建英(右)。(Photo by Alex Caparros/Getty Images)
週末のリーグ戦、レアル・マドリードに挑む!
[コパ・デル・レイ 準々決勝] バルセロナ 1–0 R・ソシエダ/2022年1月25日21:00(日本時間26日5:00)/カンプ・ノウ
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝、レアル・ソシエダはFCバルセロナに0-1で敗れた。公式戦3試合ぶりに先発したR・ソシエダの日本代表MF久保建英はクロスバーを直撃する決定的なシュートを放った。しかしこの日は得点ならず、後半途中に交代している。
久保はトップ下でプレーし、最前線はミケル・オヤルサバルとアレクサンダル・セルロートが2トップを組んだ。一方、ホームのバルセロナはロベルト・レヴァンドフスキ、セルヒオ・ブスケツ、ガビ、ウスマヌ・デンベレら錚々たるメンバーがスタートから名を連ねた。
試合はバルセロナがほぼ敵陣で試合を進める展開に。ボールに触れるのも難しいR・ソシエダは速攻から勝機を見出そうと試みる。すると粘ってスコアレスで迎えた30分、左サイドを抜け出した久保が左足を振り抜く! 強烈な一撃を放つとボールはクロスバーに直撃――。ようやく放ったチーム1本目のシュートだったが、得点には至らなかった。
すると40分、中盤でのボールの奪い合いで、久保がセルヒオ・ブスケツから強烈なタックルを受けるもののノーファウル。その直後、ブライス・メンデスがブスケツの足を踏み付けたとして、OFR(オン・フィールド・レビュー)の末、主審がレッドカードを提示。R・ソシエダは前半で数的不利を余儀なくされる。
そして52分、右サイドをえぐったバルサのデンベレが一閃! ゴールを陥れる。
そこからR・ソシエダは数少ないチャンスを狙い、久保もカウンターを繰り出す。そして久保の左クロスから、セルロートがフリーで合わせたが……シュートは枠の上へ外れ、絶好のチャンスを逃してしまう。久保は78分、ロベルト・ナバーロと交代する。
猛反撃するR・ソシエダはそこから何度かチャンスを作り出したが、結局、ゴールを割ることはできなかった。
リーグ戦2位と3位の対戦で、スコアは1点差。好調なR・ソシエダはダビド・シルバとミケル・メリーノを欠いたとはいえ、数的同数だった時間を含め、力の差を見せつけられる結果となってしまった。
R・ソシエダは次戦、1月29日(日本時間30日5:00)にリーグ戦でレアル・マドリードと対戦する。