神戸FWリンコンが東京Vに移籍へ。「獲得に向けて交渉中」
神戸のリンコン (Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)
ヴィッセルに保有権、昨年はクルゼイロへ期限付き移籍。
J1リーグのヴィッセル神戸が保有権を持つブラジル人FWリンコン(Lincoln)に、J2リーグ東京ヴェルディへ移籍する可能性が浮上している。
ブラジル人のジャーナリストである、ヴェネ・カサグランデ氏(@venecasagrande)が2月5日、次のようにレポートした。
「日本のヴィッセル神戸が保有権を持つリンコンは、日本国内の他クラブに移籍する可能性が出ている。東京ヴェルディが22歳の選手の獲得に向けて交渉している。このストライカーは、今年の神戸の計画には入っていない。フラメンゴ出身選手で、2022年にはレンタルによりクルゼイロでプレーした」
そのように東京Vが獲得に動いているということだ。
2000年12月16日生まれのリンコンは2021年1月、鳴り物入りでCRフラメンゴから加入。ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)では3試合・2得点と活躍したが、J1リーグは通算21試合・1得点となかなか振るわなかった。
元日本代表の大迫勇也、武藤嘉紀らの加入もあり、若きストライカーは昨年夏、クルゼイロECへ期限付き移籍。ブラジル2部(セリエB)で9試合・1得点・2アシストを記録した。
ポテンシャルは十分ある。城福浩監督のもと、その能力を開花させるか――。このあとの交渉の行方を見守りたい。