8億7000万円超え、鎌田大地がサッカー日本人選手の最高年俸に。ドルトムント移籍内定「あとはサインのみ」
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
フランクフルトを今夏退団、フリーから5年の長期契約を締結へ。
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属している日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)が今季2022-23シーズンで契約満了を迎える。フランクフルトは延長オファーを提示しているもののこのままフリートランスファーになることが確実視され、ボルシア・ドルトムントへの加入に向けて「口頭合意」に至っていると言われる。実際に「あとはサインだけ」という状況のようだ。
移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏は2月24日の投稿に続いて3月1日、次のようにレポートした。
「ボルシア・ドルトムント、鎌田大地とのフリーで契約は口頭での合意に至りほぼ完了したと見ていて、あとは重要なステップであるサインを待つのみ。鎌田が移籍を希望しているため、5年契約の話し合いは大詰めに」
ドイツメディア『フランクフルト・ルンドシャウ』によると、ドルトムントは鎌田に対し、5年契約年俸600万ユーロ(約8億7000万円)の条件を提示しているということだ。現在の日本人サッカー選手の最高年俸になると見られる(来季の契約動向で変わる可能性はある)。
一方、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールFC、エバートンFCなども、これまで鎌田獲得を検討していると言われてきた。ただトッテナムは2年前からそのように鎌田の新天地候補に挙げられてきたが、結局オファーには至らずにいた。
カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した日本代表のトップ下が、大きなステップアップを果たそうとしている――。
フランクフルトは次戦リーグ戦、日本時間3月6日1時30分から、アウェーでオリバー・グラスナー監督の前所属先であるVfLヴォルフスブルクと対戦する。