関戸健二が引退「全くプロサッカー選手になれると思っていなかった無名選手」からファジアーノ岡山一筋11年間プレー
ファジアーノ岡山のエンブレム。(C)SAKANOWA
「力になれたかは分かりませんが、自分なりにチームのために精一杯走り抜きました」
ファジアーノ岡山は3月3日、MF関戸健二(SEKIDO Kenji)がプロサッカー選手を引退すると発表した。
関戸は1990年1月7日生まれ、神奈川県出身、175センチ・68キロ。ヴェルディSS相模原 ― 旭高 ― 流通経済大 ― ファジアーノ岡山。J2リーグ通算241試合・8得点、天皇杯6試合・1得点。
ファジアーノ一筋のワンクラブマンとして引退を決めた関戸は、クラブを通じて、次のようにコメントしている。
「2022シーズンをもって引退することを決断しました。発表が遅くなり申し訳ありませんでした。
家族、監督、コーチ、選手、チームスタッフ、サポーター、たくさんの方の支えのおかげで、11年間プロサッカー選手生活を送ることができました。
プロになるまでに田奈SC、マリノス菅田、ヴェルディ相模原、旭高校、流通経済大学と良い指導者、選手との出会いのおかげで、プロサッカー選手になることができました。特に全くプロサッカー選手になれると思っていなかった無名選手を、プロサッカー選手になるまで育ててくれた流通経済大学の中野監督をはじめとするスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
そしてプロ生活の始まりから終わりまでの11年間、Jリーグの舞台でプレーさせてくれたファジアーノ岡山には感謝してもしきれません。ケガが多くて契約がなくても仕方ないなと思ったことも何回もありましたが、ここまで面倒をみてくれてありがとうございました。
力になれたかは分かりませんが、自分なりにチームのために精一杯走り抜きました。良い時も悪い時も変わらず温かい声援をくれた岡山サポーターの皆さま、今までありがとうございました。これからもファジアーノ岡山をよろしくお願いします。
ファジアーノ岡山が、J1昇格という目標を達成できるように願っています」