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松木玖生PK失敗も、日本が中国に逆転勝利。熊田直紀2ゴール!!U-20アジア杯

松木玖生。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

途中出場組が流れを変える。佐野航大が2アシスト!

[AFC・U-20アジア杯 GS1節] 日本 2-1 中国/2023年3月3日15:00(日本時間19:00)/JARスタジアム

 今夏開催されるインドネシアU-20ワールドカップ(W杯)のアジア予選となるAFC・U-20アジアカップのグループステージ(GS)1節、U-20日本代表が熊田直紀の2ゴールでU-20中国代表に2-1の逆転勝利を収めた。

 松木玖生がキャプテンを務めて臨んだ一戦、しかし開始6分、コーナーキックからオウンゴールで中国に先制点を与えてしまう。

 そのあと6バック気味で戦う中国に対し、日本は苦戦を強いられた。それでも後半途中に出場した佐野航大、熊田が流れを変える。

 前線にもたらした熊田の高さと強さを生かして、佐野がクロスを供球。熊田が66分にジャンプヘッド、70分に混戦からの技あり右足弾と、二人の崩しで豪快に2ゴールを奪って一気に逆転してみせた。

 さらに試合終了間際には、熊田が倒されてPKを獲得。FC東京のチームメイトである松木がキッカーを務める。しかし――このキックはGKに完全に読まれ、止められてしまった。

 最後にピンチもあったが、そこをしのいだ日本がそのまま2-1で逃げ切り、初戦の難しさもあったなか力でねじ伏せた。

 勝点3を奪った日本は、6日にキルギス代表、9日にサウジアラビア代表と対戦する。上位2チーム計8チームが決勝トーナメントに進み、準々決勝を勝った上位4チームにU-20W杯の出場権を得る。

 熊田は試合後のフラッシュインタビューで「サイドからの崩しは、イメージしていた通りでした。(先制点は)ファーでしっかり合わせようと思いました。この3試合通してタフになります。次しっかり勝って、サウジ戦につなげたいです」と語った。

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