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【サッカー日本代表】伊東純也への警察の事情聴取終了、GW前後にも一区切りか。「不起訴」の可能性? 虚偽報道疑惑…まだA子の動き読めず

伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ジャーナリスト小川泰平氏がユーチューブで取材をもとに詳しく解説。

 週刊誌に虚偽を語ったとして女性2人を虚偽告訴罪で刑事告訴し、さらに損害賠償の民事訴訟を起こしたサッカー日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)を巡る事件で、4月13日、ジャーナリストの小川泰平氏がユーチューブチャンネル『小川泰平の事件考察室』を更新し、「日本代表 伊東純也選手 事件! 捜査経緯は…」と題した動画をアップした。

 伊東の代理人弁護士である加藤博太郎氏へのインタビューを約1か月前に実施し、その後も関係者への取材を続けてきた同氏は、3月下旬から4月にかけて、性加害を受けたと刑事事件としてA子・B子から訴えられた伊東とトレーナーへの事情聴取、取り調べが終了したようだと報告。関係者を含めた女性側も複数回、大阪府警で取り調べを受けたという。警察によるこの事件を巡る関係者への捜査は「ほぼ終わったと思います」とレポートした。

 一方、スポーツマネジメント関係者への取材もしているが、A子さんサイドから話が聞けずにいるため、小川氏は「女性側の出方がまだよく分からない」とも語っている。ただ現在の状況であれば、両者ともに「不起訴」になるのではないかと予想している。

 また、伊東の元マネージャーX氏に取材を申し込んでいるが、応じてくれずにいるという。ただし、このユーチューブでの発信に対し、意見や事情などの説明が直接あったそうだ。

 この問題は「A子のスポンサー」と名乗るY氏も登場するなど、複数の人物が絡んできている。人の生死に関わる緊急性や危険な行為、反社会的組織との問題などを優先させる国家権力を持つ警察は、基本的には社会を揺るがすことではない個人的な男女のもつれであれば民事での解決を促している。ただし、その警察を告訴状を利用して騙そうとしていた(伊東側は虚偽告訴罪で刑事告訴しており、どちらかが嘘をついていることにもなる)、あるいは反社会的組織も絡んでいたとなれば、また次の展開も待っているか。

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 アジアカップ期間中に伊東へ取材せずこの件を報じた「週刊新潮」はその後、この問題に一切触れていない。関係者によると、同編集部の判断では、”伊東純也”について扱えずにいるという。とはいえ伊東に対する厳しい世論を形成したまま約3か月が経ち、何より日本代表のアジアカップ敗退を招いた最大の要因の一つにもなっただけに、事実が解明されつつあるなか、何かしらの反応が待たれるところだ。

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