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【日本代表】オーストラリア戦スタメン予想。FW上田綺世が有力!CBは谷口彰悟と板倉滉どちらに!?

(C)SAKANOWA

林大地にもチャンス。中山雄太の抜擢は…。

[W杯アジア最終予選 第9戦] オーストラリア – 日本代表/2022年3月24日20:10(日本時間18:10)/スタジアム・オーストラリア

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ラスト2連戦の初陣、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が3月24日、アウェーでオーストラリア代表と対戦する。日本は勝てば7大会連続でのW杯出場を決められる。

 最新のFIFAランキングは、日本が23位(アジア2位)、オーストラリアが37位(同4位)。グループBでの成績は、日本が6勝2敗(9得点・3失点)の勝点18で2位、オーストラリアは4勝3分1敗(15得点・6失点)の勝点15で3位。このあとの29日、日本はホームでベトナム、オーストラリアはアウェーで首位サウジアラビアと対戦する。

 スタメン予想だが、これまでの森保一監督の起用法から考えると、まず予選2試合の初戦では、これまで自身の“ベスト”と言えるメンバーをぶつけてきた。しかし今回、主力のうち3人がケガで不在という状況だ。

 大迫勇也不在のセンターフォワードは、直近の湘南ベルマーレ戦で強烈なミドルを突き刺すなど今季リーグ5試合・3得点を記録し好調な鹿島アントラーズの上田綺世が有力視される。また、昨夏開催された東京オリンピックでは、上田よりも高い評価を得てレギュラーを担った追加招集の林大地も候補だ。二人の状態によっては、南野拓実の“ゼロトップ起用”もあり得る。

 同じく主力の酒井宏樹が欠場する右サイドバックは、山根視来が確実視される。状況によっては、左で起用されてきた中山雄太、長友佑都を右に回すことも考えられる。

 前回のシリーズに続き冨安健洋を欠くセンターバックは、キャプテン吉田麻也が入り、そのパートナーの座を谷口彰悟と板倉滉が横一線で競う。山根、守田英正という新・旧川崎フロンターレ組との連係を考慮し、今季やや苦しいシーズン序盤を支えてきたJ1首位チーム川崎の谷口がリードか。ただ機動性とセットプレーからの得点力が高い板倉も申し分ない。

 あるいは前回のW杯最終予選2連戦でいずれも無失点に抑えた谷口&板倉のコンビも遜色なさそう。近年スピード面など課題も散見される吉田だが、所属のUCサンプドリアでも再び先発に返り咲いた。指揮官から全幅の信頼を寄せられているだけに、このタイミングで先発から外れることはないか。

 3つのポジションで主力不在に。それだけに、あとはコンディション面など問題がなければ入れ替えはないだろう。

 左サイドバックは、中山雄太が食い込む可能性はある。が、この最終予選は「長友→中山」の交代策で流れを掴んだケースも多く、試合終盤にもつれた時の重要なカードとしてこの大一番でもベンチに置いておきたいか。

 また、中盤の3枚に関しては、フォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧はドイツ2部で思うように結果を残せず(13位)、遠藤航のVfLシュツットガルトも1部で低調にある(14位)。その所属先の状態が、個々のパフォーマンスにどのように影響するのかは一つ懸念材料に挙げられる。

 この最終予選は6チーム中2位以内がカタールW杯の出場権を獲得。3位はプレーオフ(アジア間プレーオフ→南米代表との決定戦)に回る。

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[文:サカノワ編集グループ]

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