【鹿島】岩政大樹監督、手応えを「自信と確信に」。若手登用へ!!「僕もルヴァン杯を足掛かりにしたように、その先につながるマネジメントをしたい」
ルヴァンカップ柏戦の前日練習で笑顔を見せる鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS
『U-21ルール』採用で「準備できている選手をどんどん出していく」。
[ルヴァン杯 GS1節] 柏 – 鹿島/2023年3月8日19:00/三協フロンテア柏スタジアム
鹿島アントラーズの岩政大樹監督が3月7日、リーグ3試合(2勝1敗)を経ての手応えとともに、翌日のルヴァンカップ・グループステージ1節の柏レイソル戦への抱負を語った。
今大会は「U-21(21歳以下)」(※今年12月31日までに21歳以下になる選手)の選手を必ず一人先発で起用するルールが採用される。若手選手の多い鹿島を率いる岩政監督は、このルール導入について問われると、次のように答えた。
「ウチの場合は若く試合に出るべき選手がたくさんいます。そこの選考で困ることがないので助かります。僕もルヴァンカップを足掛かりにしていったように、(リーグ戦の)スタメンやその先につながる大会。そのようになるように、マネジメントしたいと思います」
先の勝利を収めた横浜FC戦から、この1週間で「3連勝するためのプラン」を選手に示してきた。指揮官は「あと二つ勝てるようにメンバーを選んでいきます」と言う。
選手起用については、次のように明かした。
「いま幸いなことに全選手がトレーニングを一緒にやっています。かつパフォーマンスのいい選手が(スタメン+ベンチ入りの)18人どころではなくいるので、準備できている選手をどんどん出していくつもりです」
メンバー選考の段階で思案中。岩政監督は「嬉しい悩み」と明かす。
「現在のいいチーム状態を維持できるような、2試合にしたいと思っています。本当に嬉しい悩みで、大変だと思っています。本当に選手のモチベーションが高く、コンディションも良く、状態を上げています。非常に難しいです」
このルヴァンカップについて、岩政監督はいま得ている「手応え」をチーム全体で示すことで、「自信と確信」にしていきたいと決意を示す。
「とにかくタイトルを取りにいきます。いいスタートを切って、グループステージ突破への重要な勝点3を奪いたいです。加えてJリーグ3試合で大きな手応えを得て、チームも進んでいますので、もう一歩、二歩進んでいけるような試合にしたいです」
横浜FC戦でのゴールは、パス17本、7本、そして藤井智也の先制点もGK早川友基からのビルドアップで奪った。それを他のメンバーでも示したい――。
「3点とも自分たちで狙っている形から得点が生まれている状況でした。それが選手たちの自信と確信につながってきています。それが他のメンバーでもできることを示す試合にもなります」