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マンチェスター・U、チェルシーが鎌田大地の獲得レースへ名乗り「日本でのファン獲得を目指し」

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ドルトムント移籍「事実無根」で、プレミアリーグ勢中心に競争激化。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了を今季で迎える日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)が、イングランド・プレミアリーグのメガクラブから注目を集めている。マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFCが獲得に加わってきたようだ――。

 鎌田はフランクフルトから延長オファーを受けているものの、倍のサラリーを得られると見られるフリートランスファーになっての欧州ビッグクラブへの移籍が確実視されている。

 これまでドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントへの加入が「口頭合意されている」と言われてきた。しかしこのほど『ビルド』が、この情報は事実無根であったと報道。鎌田はドイツ国外を最優先にしていて、ドルトムントは第一候補ではないというのだ。

『サン』は、このカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した日本代表アタッカーが「母国では大スター」であると紹介。マンチェスター・Uとチェルシーが「両チームとも、極東のファン層を拡大することを望んでいる」ため、カマダをターゲットにしているということだ。

 ユナイテッドとチェルシーは、まず鎌田がドルトムントに移籍しないよう説得し、そこから話がスタートすると強調している。

 これまでの報道では、ドルトムントが鎌田に2023-24シーズンから5年契約、年俸600万ユーロ(約8億7000万円)の条件を提示し「口頭合意」に達したと報じられてきた。しかし『ビルド』がこのほど、「ドイツ国外を最優先にしている」「ドルトムントは第一希望ではない」と伝えて、状況が一変した。

 他にリバプールFC、トッテナム・ホットスパーFC、エバートンFC、さらにスペイン1部FCバルセロナも獲得を検討している。

 プレミアリーグでは現在、マンチェスター・Uが3位、チェルシーが10位につけている。

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