【日本代表】森保2次政権、こんな布陣を見てみたい。ソシエダで結果残す久保建英のFW起用を!鎌田大地と共存、上田綺世も真骨頂発揮だ。24日ウルグアイ戦
森保2次政権、サッカー日本代表の「こんな布陣を見てみたい」。(C)SAKANOWA
FIFAランキングは日本20位、ウルグアイ16位。
[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – ウルグアイ代表 /2023年3月24日19:30/国立競技場
森保一監督の第二次政権初陣となるキリンチャレンジカップ2023、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)対ウルグアイ代表戦が3月24日、国立競技場で開催される。FIFAランキングは日本20位、ウルグアイ16位。
カタール・ワールドカップ(W杯)を経て最初の活動で、追加招集された町田浩樹、藤井陽也を含め初招集メンバーは5人。森保監督は2026年の北米3か国共催のワールドカップ(W杯)に向けて、「選手層を広げながら最強チームを作っていきたい」と抱負を語っている。
この試合であり、森保新政権でぜひ見てみたいのが「2トップ」だ。1次政権では、試合開始から採用されることはなかった。
もちろん“システムありき”ではなく、例えば引いて対応してきた相手に対し、また3バック(5バック)への対策など、重要なオプションになり得るのではないだろうか。
何より現在2トップでこそ力を発揮できるタレントが複数いる。
例えば久保建英はレアル・ソシエダでは2トップの一角を担った際に最も良いパフォーマンスを見せ、ダビド・シルバとの共存にも成功している。右MFも持ち味を発揮できるポジションの一つだが、ただ日本代表と同じく左MF起用だとどうしてもプレーが窮屈になってしまうところがある。またトップ下でもプレッシング強度の高いチームには苦戦気味である。ただ、2トップになれば、鎌田大地や三笘薫との共存も可能になる。
また、同じく日本代表ではなかなかパフォーマンスを発揮できずにいる上田綺世も、所属先のセルクル・ブルージュ(今季リーグ14得点を記録)では3-4-2-1のトップやシャドー起用が多いものの、鹿島アントラーズ時代は2トップで爆発している。
アイントラハト・フランクフルトの鎌田も、2トップの下に入る形で結果を残してきた。より力を発揮できるポジションと言える。
もちろん一方、では3トップで存在感を発揮してきた三笘薫や堂安律の起用法は? 遠藤航・守田英正・田中碧らボランチの起用は? など、いろいろ“皺寄せ”も生じる。
ただ、より重心を前に置きたい時に備え、ある程度モノにできれば、チームとしての幅も広がりそうだ。しかも、それぞれのパフォーマンスが噛み合えば、より爆発力が増すのではないか――と期待も膨らむ。
日本代表はこのあと28日、大阪のヨドコウ桜スタジアムでコロンビア代表と対戦する。