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【移籍情報】鎌田大地の新天地は“白紙”。バイエルン、ドルトムント…ドイツ国内はなし

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ドルトムントとは「2、3週間コンタクトを取っていない」? フランクフルトと今季で契約満了。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属している日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)の移籍先がヨーロッパで注目を集めている。2022-23シーズンで契約満了を迎えるが、フランクフルトの延長オファーには応じず、フリートランスファーでビッグクラブへの挑戦を目指すことが決定的だ。

 これまでボルシア・ドルトムントがオファーを提示。『フランクフルター・アルゲマイネ』などによると、5年契約、年俸600万ユーロ(約8億7000万円)の好条件が提示されて、「一歩リードしている」と報じられてきた。

 さらにリーグ10連覇中の絶対王者バイエルン・ミュンヘンも関心を示していると言われてきた。

 しかし『スカイ』は4月6日、こうしたドイツ勢への移籍の噂を完全否定。ドルトムント、バイエルンともに鎌田移籍の可能性は低いと報じた。

 同メディアの移籍専門のジャーナリスト、フロリアン・プレッテンベルクの情報によると、「バイエルンは鎌田に興味がなく、アドラー(フランクフルト)のミッドフィルダーを口説くことはない」という。

 さらに「ドルトムントと鎌田は冷え切っている。この2、3週間コンタクトを取っていない」と、“本命視”されていたドルトムントとも交渉が行われていない状況を伝えている。

 26歳の日本代表は、イングランド・プレミアリーグの複数クラブから関心を示されている。『ビルド』も「ドイツ以外=プレミア優先」で移籍先を模索していると報じていた。

 これまでマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFC、リバプールFC、トッテナム・ホットスパーFC、エバートンFC、さらにスペイン1部FCバルセロナが鎌田獲得を検討していると噂されてきた。

 そのうちチェルシーもトッテナムも体制が変更された。補強など今後の動向を見守ることにもなる。事実上、鎌田の移籍先は現状“白紙”になっていると見ていいようだ。

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