【日本女子代表】長谷川唯と田中美南が1得点・1アシストの活躍! ポルトガルに逆転勝利
1得点・1アシストと活躍した日本女子代表の長谷川唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
収穫と課題、W杯へ意義ある90分間に。
[女子国際親善試合] 日本代表 2-1 ポルトガル代表 /2023年4月7日17:00(日本時間8日1:00)/ドン・アフンソ・エンヒーケス競技場
オーストラリア&ニュージーランド共催の女子ワールドカップ(7/20 – 8/20)を前にした最後のヨーロッパ遠征、日本女子代表(なでしこジャパン)が長谷川唯と田中美南のそれぞれ1得点・1アシストの活躍でポルトガル女子代表に2-1の逆転勝利を収めた。
FIFAランキングは日本11位、ポルトガル21位。日本のスタメンは、山下杏也加、清水梨紗、南萌華、三宅史織、長野風花、猶本光、田中美南、長谷川唯、杉田妃和、宝田沙織、藤野あおば。3バック(5バック)を採用し、最終ラインからギャップを突きながら前進し、敵陣で攻撃のスピードを上げる攻撃が機能する。
しかし25分、ややチーム全体が前傾になり、後方が手薄になる。するとポルトガルの鮮やかな連携から攻略され、先制点を与えてしまう。
それでも日本はそこから挽回。ピッチを広く使いながら敵陣での時間が増えていく。すると35分、タッチライン沿いまで開いてボールを受けた杉田妃和が、ハーフスペースを突いた田中にパス。その折り返しに、連動してゴール前へ駆け込んでいた長谷川が合わせて、ゴールネットを揺らす。
後半開始、宝田から守屋都弥に交代。すると53分、動き出しを察知した長谷川のフィードに、田中が巧みなワンタッチからシュートを流し込む。
その後、日本は植木理子、岩渕真奈、清家貴子、宮澤ひなたらを投入。何度かチャンスを作ったものの追加点を奪えず。それでも試合の主導権を握りながら、2-1で逃げ切ってみせた。
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収穫と課題を得る、W杯に向けて意義ある90分間となった。なでしこJAPANはこのあと日本時間4月12日1時から、デンマーク女子代表と対戦する。