【Jリーグ】秋春制、最速は2026-27シーズンから。「継続」か「移行」年内決定
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移行の場合、2026年前半0.5シーズン or 2025~2026年1.5シーズンで開催に。
Jリーグは4月25日、理事会後に記者会見を行い、シーズンの秋春制の移行について検討を開始したと説明があった。「移行」する場合、最速で2026-27シーズンから実施される。「継続」か「移行」か、年内に決定する。
今年2月、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の秋春制移行と、アジアのクラブが参加する3層方式の大会(ヨーロッパと同様のカップ戦方式)の実施が決定したことを踏まえ、日本サッカー協会の田嶋幸三会長から、Jリーグのシーズン制移行について議論するように求められた。そしてリーグとしては、今月までに「検討にあたっての初期整理」、5月までにシーズン移行による「メリット」「懸念点と解決方策」を明確化。7月までに情報の収集・整理を行い、9月までに方向性を議論していく。そして年内に決議する。そのスケジュールも公表された。
今後はクラブ、選手会、ステークホルダー、ファン・サポーターの考えなどを踏まえて議論していくという。
また、具体的に移行する場合の最速のタイミングは「2026-27シーズン」に、仮に設定された。もしも2026-27シーズンに移行する場合、「2025シーズンの終了後、2026年の前半0.5シーズンとする」「2025年から2026年の前半を統合し、1.5シーズンとする」という具体的な案も説明された。
ただし日本全体のサッカーカレンダーに関わる課題でもある。日本サッカー協会をはじめ、JFL、大学や2種(高校)などとも連携して協議していく。