楢崎、中澤、小笠原、J1歴代出場ランク上位が一気に引退
J1歴代上位1位の楢崎、3位の中澤、6位の小笠原が一気に引退を決断した。(C)SAKANOWA
楢崎の631試合が堂々1位。2位が現役の遠藤保仁。中村憲剛ら11位以下に「2000年代J1デビュー組」。
名古屋グランパスの楢﨑正剛が1月8日、2018シーズン限りでの現役引退を表明した。同日の横浜F・マリノスの中澤佑二に続くレジェンドの相次ぐ引退発表となった。
これで2018シーズン限りで、J1歴代出場記録上位10位のうち3人が一気にスパイクを脱いだ。
1位 楢﨑正剛 631
3位 中澤佑二 593
6位 小笠原満男 525
2位の遠藤保仁(602試合)とともに600試合出場を達成した楢崎の記録が燦然と輝く。
フィールドプレーヤーとして、J1での500試合出場を達成したのは6人のみ。そのうちのの2人が中澤、小笠原だった。2018シーズンのリーグ戦出場数は、中澤が22試合、小笠原が14試合と、いずれも戦力として活躍していただけに寂しさはある。
11位以下には、中村憲剛をはじめ2000年代J1デビュー組の名前が続く。大久保嘉人(磐田)と今野泰幸(G大阪)の428試合、西川周作(浦和)の423試合……。
しかし楢崎をはじめJ創世記のレジェンドに肩を並べるにはまだ100試合以上開いている。まだまだだぞと、その数字もまた彼らの背中を後押ししている。
□J1歴代出場ランキング
順位 名前 試合数 所属(最終) 生年月日 初出場試合 当時対戦カード
1 楢﨑正剛 631 名古屋 1976/04/15 1995/08/1 横浜F×平塚
2☆遠藤保仁 602 G大阪 1980/01/28 1998/03/2 横浜F×横浜M
3 中澤佑二 593 横浜FM 1978/02/25 1999/03/13 V川崎×C大阪
4☆阿部勇樹 563 浦和 1981/09/06 1998/08/05 市原×G大阪
5☆曽ヶ端準 528 鹿島 1979/08/02 1999/05/08 鹿島×福岡
6 小笠原満男 525 鹿島 1979/04/05 1998/04/15 鹿島×G大阪
7☆伊東輝悦 517 沼津 1974/08/31 1994/06/11 清水×G大阪
8 山田暢久 501 浦和 1975/09/10 1994/04/27 浦和×清水
9☆明神智和 497 長野 1978/01/24 1996/03/16 柏×浦和
10 山口 智 448 京都 1978/04/17 1996/03/20 市原×京都
11☆中村憲剛 438 川崎 1980/10/31 2005/04/03 川崎×G大阪
・太字は2018シーズンで引退した選手。
・☆は現役の選手。
文:サカノワ編集グループ