【移籍情報】FCソウルがG大阪FWパトリック獲得を計画。韓国紙が報じる
G大阪のパトリック。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
夏の移籍マーケットでの完全移籍に向けてクラブ間で交渉中!?
韓国紙『スポーツ東亜』は6月17日、韓国・KリーグのFCソウルがガンバ大阪のFWパトリックの獲得を計画していると報じた。日本国籍の取得を目指して日本語の勉強も進めてきた32歳のブラジル人FWは、復帰したG大阪では昨季終盤から思うように出場機会を得られずにいる。果たして噂の信ぴょう性は? パトリックは一体どのような決断を下すのか、それとも――。
記事によると、Kリーグの移籍市場に精通する複数の関係者の話として、「FCソウルがパトリックの獲得に大きな関心を寄せている」として、G大阪サイドと交渉を重ねていると報じている。FCソウルはこの夏の移籍マーケットで、Jリーグで59ゴールを挙げているストライカーを獲得したい意向で、完全移籍に向けて詰めの段階を迎えているということだ。
そのように具体的な進捗状況もレポートされている。
記事内では、パトリックが日本帰化を目指し、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)で、森保一監督の率いる日本代表入りもあり得るのではないかと、これまで日本で報じられきたことなどを取り上げている。
優勝を狙うFCソウルだが、現在リーグ9位と低迷している。助っ人勢が活躍できずにいる現状もあり、実績のあるパトリックを招へいし、チームメイトとの相乗効果を期待しているということだ。
何かしらパトリックサイドに“動き”が見られるのは確かなようだ。昨年の夏、サンフレッチェ広島から、浦和レッズへの移籍も噂されたが、G大阪に完全移籍で復帰。序盤はスタメン出場を続けたが、10月以降はベンチスタートに。G大阪では昨季リーグ12試合・2得点・1アシストだった。今季の公式戦2試合は、いずれもベンチ入りしながら出場機会を得られずにいる。
2013年に初来日してヴァンフォーレ甲府と川崎フロンターレでプレー。ブラジルに一旦帰国したあと、2014年途中、G大阪に加入してブレイクを遂げ、三冠獲得に貢献した。日本での生活は今年で実質8年目を迎える。
もしかすると、Jリーグの他クラブへの移籍も……選択肢に入ってくるのか?
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[文:サカノワ編集グループ]