【浦和】酒井宏樹は別メニュー、帰国中の宮本優太とランニング。タイ代表3選手が練習合流
宮本優太とランニン(C)SAKANOWA
ムアントンのパンヤ「判断スピードがとても速い」。
J1リーグの浦和レッズが5月17日、優勝したAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ファイナルとその間と最近の国内リーグ・カップ戦の連戦を挟み、約1か月ぶりに大原サッカー場で公開練習を行った。
前節のガンバ大阪戦で3-1の逆転勝利を収め、2日間のオフを挟んでリフレッシュした選手たちは、気温30度に達する暑さのなか、約2時間におよぶトレーニングに臨んだ。
主にゲーム形式のメニューが組まれた。11人同士の紅白戦では今週末に対戦するアビスパ福岡の3バックを想定し、いくつかのユニットや組み合わせが試されていった。多くの選手が起用されていた。
リーグ2試合連続で先発しているDF荻原拓也は「鹿島の次にしたたかなチーム。良い思い出がないので絶対に負けたくないです」と、勝利への意欲を剥き出しにした。
また、ACLファイナルのあとリーグ戦2試合連続で欠場しているカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表であるキャプテンの酒井宏樹は別メニュー調整に。レンタル移籍中のベルギー2部KMSKデインズから帰国したDF宮本優太とランニングで汗を流していた。
そしてこの日、パートナーシップを締結するムアントン・ユナイテッド(Muangthong United)に所属するタイ代表のジャルンサック・ウォンコーン、エカニット・パンヤ、ウィーラテップ・ポンパーンの3選手が合流。31日までトップチームの練習に参加する。パンヤは初練習のあと、「選手の判断スピードがとても速く感じました。順応しないといけないことが多いです」と語り、充実した表情を浮かべていた。
リーグ6勝2分3敗(勝点20)で消化試合数が少ないものの暫定6位につける浦和は5月20日、勝点1差で9位のアビスパ福岡とアウェーで対戦する。13時開始予定。