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【移籍】レアル・マドリードがハリー・ケイン獲得へ「メインターゲット」。ベンゼマの動向は…

トッテナムのハリー・ケイン。 (Photo by Richard Heathcote/Getty Images)

エムバペの来季獲得に関わらず。

 スペイン1部レアル・マドリードがこのほど、フロレンティーノ・ペレス会長をはじめとする首脳陣による会合を行い、今後の補強方針や計画について確認し合ったという。そのなかで「残留」と「移籍」両方の噂が出ているフランス代表FWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の動向に関わらず、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCでプレーするイングランド代表FWハリー・ケイン(Harry Kane)をこの夏の移籍マーケットで、前線の「メインターゲット」として狙うことを確認したそうだ。スペイン大手『マルカ』が6月2日に報じた。 

 記事によると、ベンゼマの行方、さらには来夏再びフリーになる可能性があるフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の獲得に動くのかどうかに関わらず、2023-24シーズン、最前線の強力なタレントが必要であるとして、ケインの補強を優先したいということだ。同メディアは次のようにレポートしている。

「最も評価されているのが、ハリー・ケインだ。トッテナムからの獲得は簡単ではない。ただし1年後に契約が切れること、ダニエル・レヴィ会長のチームはチャンピオンズリーグの出場権を得られなかったこと、そうした点からも、このシナリオは可能だと思われる。難しいミッションだが、彼はメインターゲットになっている」

 レヴィとペレス両会長は決して仲が良いとは言えず、近年、両クラブの交渉は行われずにいる。とはいえ、スーパーリーグ構想の際は、スパーズも加わっていた。

 むしろビジネスライクに……今後をも見据え、二人ががっちり手を組む可能性は大いにある。

 カタール・ワールドカップ(W杯)にもイングランド代表のキャプテンとして出場したケインは、今季プレミアリーグ38試合・30得点・3アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)8試合・1得点・2アシストなど公式戦49試合・32ゴール・5アシストを記録している。スパーズとの契約は2024年6月まで。

 ケインは1年前も移籍決定的と言われたなかで残留を決断している。来月30歳になる最強ストライカーの一人、白い巨人の仲間に加わる日が果たして来るのか!?

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