【鹿島】関川郁万が京都戦へ決意「強度と熱量を試される試合。そこで勝っていきたい」
鹿島の関川郁万。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
G大阪戦の敗戦に、「前からスイッチをかけられなかった。そこはチームとして共有できたので次は大丈夫」。
[J1 19節] 鹿島 – 京都/2023年7月1日18:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのDF関川郁万が6月29日、オンラインによる取材に応じて、2日後のサンガ京都F.C.戦に向けて抱負を語った。
22歳のセンターバックは今季これまでリーグ14試合・1得点を記録。8節から全試合でスタメンフル出場を続けている。ただし24日のガンバ大阪戦は1-2で敗れ、「内容も結果もよくない試合だったので、連敗だけは避けるようにしていきたいです」と気を引き締める。
京都とはアウェーでの開幕戦で対戦し、2-0の勝利を収めている(関川もフル出場)。そこから4か月が経ち、メンバーも戦い方もそれぞれ変化が見られる。
関川は京都について、「強度や熱量の印象が強いです。ボールを自分たちが持った時、前から来るスピードや圧があり、試合の入りからそこは集中しないと奪われてしまいます。前節足りなかった強度と熱量を試される試合だと思います。そこで勝っていきたいです」と、球際のバトルの勝敗が、試合結果に直結すると気合を入れていた。
垣田裕暉を欠いた24日のG大阪戦(●1-2)は、なかなか前線からのプレスがかからず、最終ラインも下げてしまう悪い循環も生じてしまった。
「前からスイッチをかけられなかったと、後ろから見ていても思いました。そこはチームとして共有できたので、次は大丈夫だと思います」
鹿島の「5番」関川はそのようにチーム全体で修正を図れたことを強調していた。
二巡目の対戦を迎えたなか、ホームで後半戦最初の白星を掴み取り、そこから勢いに乗りたい。今月はまだリーグ1勝しかなく、関川もまた勝利に飢えている一人だ。