【鹿島】行方運送、AlbaLinkとクラブパートナー契約を締結。物流と空き家再生で地域創生へ
鹿島アントラーズ 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
小泉社長「子どもたちが誇りを持てる豊かな地域社会をともに育んでまいります」
J1リーグの鹿島アントラーズは2月3日、行方運送株式会社、株式会社AlbaLinkと、それぞれクラブパートナー契約を締結したと発表した。
行方運送は、鹿島アントラーズのホームタウンである茨城県行方市に本社を置き、鹿嶋市にも拠点を構える創業70年の物流企業だ。全国屈指の規模を誇る鹿島港の飼料コンビナートを軸に、飼料輸送を中心として、生乳や鋼材などの輸送を担い、長年にわたり地域社会のインフラを支えてきた。
これまでも地域貢献活動の一環として、行方市で活動するサッカー少年団を鹿島アントラーズのホームゲームに招待するなど、次世代育成に関わる取り組みを継続して実施してきた。今回の契約は、両者の「スポーツを通じた地域創生の実現」という共通の価値観のもと、さらなる地域活性化を目指して締結された。
行方運送の熊谷茂穂代表取締役は、「Jリーグ発足時から代表するクラブであり、地域に深く根差した活動を続けてこられた鹿島アントラーズ様と、クラブパートナー契約を締結できたことを心から光栄に存じます」「選手やサポーターの皆さまとともにホームタウン、そして鹿行地区全体の発展と輝かしい未来のために全力を尽くしてまいります」とコメントしている。
鹿島の小泉文明社長は、「行方市初のクラブパートナーとして、ともに歩みを進められることを大変心強く、またうれしく思います」としたうえで、「地域を支える物流の力とスポーツの力を掛け合わせることで、子どもたちが誇りを持てる豊かな地域社会をともに育んでまいります」と相乗効果に期待を寄せた。
一方、AlbaLinkは「空き家をゼロにする」をミッションに掲げ、全国的な社会課題となっている空き家問題の解決に取り組む企業。独自のノウハウとネットワークを活かし、「訳あり物件」や老朽化した空き家を積極的に買い取り、リノベーションを施して再生する不動産再生事業を展開している。また、全国の自治体と連携協定を結び、公費負担をかけずに空き家を解消する仕組みづくりにも取り組んでいる。
鹿島アントラーズは、ホームタウンやパートナー企業と連携し、官民一体となった地域の持続的発展に取り組んでおり、今回のAlbaLinkとの契約は、「地域資源(空き家)の有効活用による持続可能なまちづくり」および「民間主導による地域課題解決モデルの構築」という共通の志に基づくものとされている。
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今後は、スタジアムでの空き家相談窓口の設置や再生物件の活用提案などを通じ、クラブの地域ネットワークとAlbaLinkの再生ノウハウを掛け合わせた取り組みを進めていくという。




