【鹿島】三桜工業とクラブパートナー契約を締結
鹿島の田川亨介(右)と鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
「茨城県から世界を目指すとともに、地域貢献や事業創発、フットボールを通じたウェルビーイングの実現に力を合わせて取り組んでいく」
J1リーグの鹿島アントラーズは2月4日、三桜工業株式会社(竹田玄哉社長)とクラブパートナー契約を締結したと発表した。
三桜工業は茨城県古河市に本社を構え、自動車関連製品の開発・生産を中心に、近年ではデータセンター用冷却製品や生産ソリューションの提供なども手掛けている。自動車の基本性能となる集合配管製品の分野では世界シェア2位(同社調べ)で、19か国、約80ヵ所に製造拠点を有するグローバルカンパニーでもある。
また「人を育て、システムを育て、技術を育て」、創意あるエキスパート集団を目指し、地域社会との共創と成長にも重点的に取り組んでいる。 今後、鹿島アントラーズと三桜工業は、パートナーシップを通じて茨城県から世界を目指すとともに、地域貢献や事業創発、フットボールを通じたウェルビーイングの実現に力を合わせて取り組んでいく。
◎三桜工業株式会社
三桜工業は1939年の創業から85年の歴史を持ち、様々な事業へのチャレンジを経た後、1960年代に自動車事業に参入し、車輌配管メーカーとして成長してきた。自動車の“走る・曲がる・止まる”の根幹を担う重要保安部品を手掛ける優れた技術力と品質は世界中で高い評価を受けており、グローバルに製造拠点を有するものづくり企業。また「自動車重要保安部品のノウハウを、さらに外の世界へ」をテーマに、データセンターのサーバー設備などでも採用されるサーマル・ソリューション製品なども手掛けている。発展し続ける技術や変動する市場動向に対して、これまで培ってきた技術と柔軟な開発力をもって、自動車分野にとどまらない新製品や技術サービスの提供にも注力している。
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■事業ポートフォリオ
・自動車関連事業 ・サーマル・ソリューション事業 ・生産ソリューション事業 ・バッテリーパック事業 ・受託基板加工事業 ・地域創生事業 (古河駅前のシェアオフィス・コワーキングスペース「COKOGA OFFICE」を含む)
三桜工業株式会社オフィシャルサイト
https://www.sanoh.com/