【Jリーグ】「明治安田ヴィレッジ」オープニングセレモニー、佐藤寿人氏の満点ショットで幕開け

野々村チェアマン「ここが新たなホームタウン。丸の内を元気にし、丸の内から日本の様々なところへ元気を届けたい」

　Ｊリーグ（日本プロサッカーリーグ）とＪリーグタイトルパートナーの明治安田生命保険相互会社による「明治安田ヴィレッジ」のオープニングセレモニーが７月11日、明治安田生命丸の内本社ビルで行われた。

　同ビルに隣接する明治安田生命館などを含めた街区について「明治安田ヴィレッジ　丸の内」（正式名称：明治安田生命ビル街区）と呼称することを決定。今年６月、Ｊリーグが同社ビルに移転したのを契機に、「地元の人が元気になる空間」をコンセプトに、「明治安田ヴィレッジ」を立ち上げた。ここから「文化」と「スポーツ」を中心に発信し、丸の内地区の活性化につなげる様々な取り組みを行っていく。

　オープニングセレモニーには、明治安田生命の根岸秋男会長、永島英器社長、Ｊリーグの野々村芳和チェアマンが出席。Ｊリーグを代表して野々村芳和チェアマンが「ここが私たちにとっての新たなホームタウン。丸の内を元気にして、丸の内から日本の様々なところへ元気を届けたいと思います」と語った。

　また、OBである佐藤寿人氏、中村憲剛氏がゲストして参加。ダーツのキックゲームでは、元Ｊリーグ得点王の佐藤がど真ん中の「50点」を射抜いて、会場を沸かせた。

　川崎フロンターレで地道な地域貢献活動を展開しながらJ1リーグ制覇に導いた中村氏は、「私はホームタウンの皆さんと一緒に活動することで、自分がパワーをもらってきました。Ｊリーグ60クラブの多くで、そういった現象が起きて、文化になってきていると思います。いろいろなアイデアを拾えるのがＪリーグの良いところ。みんなでつながり、地域貢献活動がより広くなってほしいです」と期待を寄せた。

　今後「明治安田ヴィレッジ・オープニングイベントwith Ｊリーグ」が７月23日まで行われ、お笑いイベントや「明治安田ギャラリー」での地域物産展などの各種イベントが開催される。また、Ｊリーグスタジアムグルメ「キッチンカー」が丸の内仲通りで展開される。