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【移籍】イニエスタ、スアレスのマイアミ加入が近づく。『メッシ帝国』着々と

神戸のイニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ジョルディ・アルバも“決定的”に。

 J1リーグのヴィッセル神戸を退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタだが、アメリカとカナダで展開されるメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミへの加入に向けて近づいているという。

 フォロワー2万7000人のスペイン人ジャーナリスト、アーロン・ドミンゲス氏(@Aaronvalden77)が7月20日、「インテル・マイアミとイニエスタが基本合意」とレポートした。条件面など詳細は記されていないが、この情報が様々なサイトでもシェアされている。

 リオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケツの獲得により、ちょうどこのタイミングでフリーになったイニエスタも海を米国に渡るのではないか――と言われてきた。FCバルセロナで数々のタイトルをもたらしてきた、メッシとのホットラインが米国で復活することになるのか。

 さらに『TyCスポーツ』などに寄稿するアルゼンチン人のジャーナリストであるガストン・エドゥル氏(@gastonedul)は同日、元バルセロナでありブラジル1部グレミオFBPAでプレーするルイス・スアレスもまた、インテル・マイアミに加わることで「交渉は進展している」とレポートした。ただしスアレスは2024年までの契約をグレミオと結んでいるため、移籍金なども発生することになる。

 果たしてマイアミの地で『メッシ帝国』が築き上げられるのか。とはいえ、MLSではサラリーキャップ制が設けられ、外国籍選手枠(リーグ全体で枠が決められていて、クラブ間での増減が可能)もあり、選手獲得には複雑なルールが設定されている。さらには、バルセロナを退団してフリーとなった左サイドバックのジョルディ・アルバのマイアミ加入も迫っていると言われる。

 2026年のFIFAワールドカップ(W杯)開催も控えるなか、MLS自体は、このメッシ獲得からの流れを“歓迎”している。それだけに、イニエスタとスアレスも加わることになれば、バルセロナ黄金期のチームが再現されることになり、世界中からより注目を集めることになるが――。

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