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三木谷会長が齊藤未月へ全面サポート約束「復活すると信じている。今より強くなって!」

ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(楽天グループ代表)。(Photo by Scott Olson/Getty Images)

全治1年…。来週にはJFA審判委員会が今回の件で見解。

 ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(楽天グループ代表)がこのほど自身のツイッター(『エックス』に変更)(アカウントは @hmikitani)を更新し、柏レイソル戦で左ヒザに全治約1年の重傷を負った齊藤未月への全面サポートを”約束”した。

 齊藤は8月19日の柏戦、前半20分にセットプレーからゴール前の混戦で、左足ののシュートを放った。しかしその際、左ヒザを柏の2選手に挟まれる形でブロックされて、立ち上がれず。すぐにストレッチャーで運ばれて、交代を余儀なくされた。

 そしてクラブは後日、齊藤の負傷について、左ヒザ関節脱臼、左ヒザ複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷と発表。全治まで約1年はかかる見込みだということだ。

 すると三木谷会長は21日から22日にかけて次のように投稿を連投した。

「この選手を守らないで、なんのためのサッカーか、なんのためのヴィッセルかと僕は思う。 We walk together.」

全力でやります。クラブ一体となり、one for all, all for one.」

「これをそのままにするほうが危険だと思う。故意か否かではなく、このような危険なプレーを防ぐためにレッドカードがあるのだと僕は思う。足裏でサンドイッチ。JFAに睨まれようと、なんと言われようとこれはうちのクラブとしては放置はできません」

 そして、サポーターの声などにも反応するなかで、「それでも齊藤未月は復活すると信じている。今より強くなって!」とエールを送った。

関連記事>>三木谷会長が激怒「足裏でサンドイッチ。放置できない」。神戸の齊藤未月、柏戦で全治1年の重傷

 神戸は日本サッカー協会(JFA)審判委員会に「選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備」を訴える意見書を提出すると発表。「負傷した齊藤未月選手の本人、家族、関係者の皆さまを全力でサポートする所存です。本事案により選手生命が脅かされるような怪我に対してのレフェリングの基準が整備され、『選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備』の一助となれば幸いです」と、ノーファウル判定に終わったことに疑問を呈していた。

 JFA審判委員会は週明け、この件について見解を示す予定だ。

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