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日本代表待望論も!大迫勇也が語った『キャリアハイ20得点』、10年ぶり更新の秘訣とは?「そこが一番大きい」

大迫勇也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「僕は本当に得点を取ること、前で起点になることを常に考えてできています」

[J1 29節] 横浜FM 0-2 神戸/2023年9月29日19:03/日産スタジアム

 J1リーグ29節の1位・2位天王山、ヴィッセル神戸が大迫勇也と武藤嘉紀のゴールで横浜F・マリノスに2-0の勝利を収め、首位をキープした。残り5試合、両チームの勝点差は「4」に開いた。

『10番』大迫はPKでこの日の決勝点を奪取! 得点ランキング1位に立つ今季リーグ通算20点目を豪快に突き刺した。

「PKだったので、落ち着いて決めることができました。チームとして、やるべきことを整理して臨めています。(2位の横浜FMと4ポイント差に)(シーズンが)終わってみなければ分かりません。本当に自分たち次第です。相手どうこうと言うより、自分たちが何をすべきかに常にフォーカスして練習に取り組んでいます。そこは若い選手にも伝えています。相手どうこうではないと。最近になって、みんなの口からもそのように自然と出てきています。いいことだと思います」

 20得点は1シーズンでのキャリアハイでもある。鹿島アントラーズ時代の2013シーズンの19得点を、実に10年ぶりに上回ってみせた。

「僕一人で取れるわけではないので、チームメイトに感謝しています。まだまだ、チームが勝つために点を取れるように、ちょっと時間は空きますが、またいい準備をしたいです」

「(自身最多ゴールの要因は?)一番はチームで、僕に(ゴールを)取らせてくれるようなチームになってきていると思います。そこが一番大きいです。僕は本当に得点を取ること、前で起点になることを常に考えてできています。本当にチームメイトに感謝しています。ここからさらに積み上げていければいいと思います」

 神戸は次戦10月21日、国立競技場で鹿島と対戦する。大迫にとっても、楽しみな古巣との一戦になる。

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 それまで約3週間のインターバルが空く。その間には、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の国内10月シリーズも組まれている。果たして、大迫の日本代表復帰はあるのか? 

Posted by 塚越始

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