【浦和】「Jリーグでプレーするのが夢だった」エカニット・パンヤが加入記者会見。宮本優太とは寮で共に生活
浦和のエカニット・パンヤ。(C)SAKANOWA
「決断は難しくありませんでした」「チームメイトに認められたい」
J1リーグ浦和レッズに加入したタイ代表MFエカニット・パンヤが8月29日、オンラインによる記者会見を行い決意を示した。
タイ1部ムアントン・ユナイテッドから今シーズン末までの期限付き移籍で加入した愛称ブックことエカニットは、「移籍に際し、ムアントンと浦和の強化部に感謝しています。Jリーグでプレーすることが夢だったので、浦和に加入できてとても嬉しいです。頑張らなければいけないことばかりなので、これから自分を見せていきたいです」と語った。
提携クラブであるムアントンから、5月に3選手が練習参加した時、エカニットは浦和から直接練習参加してほしいという希望もあり来日が実現したという。フットボール本部はすでにビデオや現地でプレーをチェックし、さらにマチェイ・スコルジャ監督にも認められ、今回、浦和へのローン移籍が実現した。
エカニットはまずチームメイトに認められたいと意欲を示す。
「決断は難しくありませんでした。話をいただいた時、すぐ行きたいと思いました。(来日後は)サッカーのみならず、ピッチ内外の環境面で、食事に慣れ、プロらしい生活をしていかなければ浦和の一員になれません。日々の練習に全力で取り組み、チームメイトに認められるように、自分のいいところを出していきたいです」
また、その顔とともに表情が宮本優太と似ていることがファンやサポーターの間でも話題になっている。今は寮で生活もともにしていて、さらに絆を深めているそうだ。
「今は寮で生活していて、優太とはよく話しています。いろいろな先輩方とも話をさせていただいていますが、なかでも一番仲がいいと思います」
ブックはそう言って笑った。
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本職はトップ下。ポジション争いの厳しさは覚悟のうえだと言う。これからはAFCアジア・チャンピオンズリーグもスタートする。レッズ初のタイ出身選手として、まず公式戦のピッチに立つ日を目指す。