【Jリーグ】アザール、マレガ、モデスト…獲得可能なフリー推奨銘柄5選。期限は9/8
レアル・マドリードでのエデン・アザール。(Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)
優勝争い、残留、昇格…あのストライカーがお勧め! あと4日…フリートランスファーの最終補強はあるか。
Jリーグは9月8日、選手の追加登録期限を迎える(ルヴァンカップは10月6日)。移籍ウインドーは8月18日に終了しているが、フリートランスファーの選手はこのタイムリミットまで獲得可能だ。ヴィッセル神戸が2010年ワールドカップチャンピオンの一人である元スペイン代表MFフアン・マタの獲得を発表したが、彼に続き、果たして駆け込みでの緊急補強はあるのか? ここではまだフリーの立場であるJリーグのクラブが獲得可能な推奨銘柄5選をリストアップしてみた。
【Jリーグ獲得推奨銘柄1】
エデン・アザール
Eden Hazard
ベルギー代表/32歳
前レアル・マドリード(スペイン)
レアル・マドリードではケガに悩まされ、76試合・7ゴールと本領発揮できず。その負傷もあってシーズンを通しての戦力としての目処が立たず、加えてサラリーが高額であるため、どのクラブも獲得に二の足を踏んでいる。引退説が出るなか、プレミアリーグのクリスタル・パレスが1年契約のオファーを検討していると言われる。また彼の美容師が、アザールは6クラブから来ていたオファーを断ったと語ったと話題を集める。
例えばJリーグであれば、“花形”である左ウイング(サイドハーフ)がなかなか固定できずにいる、あるいはラインブレイクできるタレントがチームにいない。ポテンシャルを備えるアザールが、日本で復活を遂げる――そのシナリオに懸けてみるのはどうだろうか。
【Jリーグ獲得推奨銘柄2】
ムサ・マレガ
Moussa Marega
マリ代表/32歳
前アル・ヒラル(サウジアラビア)
ブラジル代表ネイマール、セルビア代表アレクサンダル・ミトロヴィッチらの獲得により、これまでエースだったマレガが放出された。サウジアラビア国内、UAE、トルコからオファーが届いているというが、まだ契約に至っていない。ACL2022決勝の浦和レッズ戦では第1戦で先発(第2戦は欠場)し、その能力の高さは見せつけている。パワーとテクニックを備え、前線の「基準点」になれるのは強みだ。加えてACL制覇への想いも強い。
【Jリーグ獲得推奨銘柄3】
アントニー・モデスト
Anthony Modeste
元U-21フランス代表/35歳
前ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
身長188センチあるパワーとスピードを備えたストライカー。復帰していたケルンから昨季、ドルトムントに引き抜かれ、リーグ19試合・2得点・1アシストを記録した。現在アイントラハト・フランクフルトが獲得を検討しているとも言われる。また、大迫勇也ともケルン時代はチームメイトで、中国でプレーした経験も持つ。衰えが感じられるものの、Jリーグではビルドアップからの“仕上げ役”としてハマる可能性も感じる。
【Jリーグ獲得推奨銘柄4】
ロベルト・ペレイラ
Roberto Pereyra
元アルゼンチン代表/32歳
前ウディネーゼ(イタリア)
ユベントス、ワトフォードなど、敵陣を切り刻むアタックで魅了してきたレフティだ。インテル・ミラノが獲得を検討するなど、まだ5大リーグのトップレベルでも必要とされるアタッカーである。このタイミングで、ヨーロッパを出る選択は考えずらいと言える。だからこそ……ここで優勝争い、昇格、残留への“切り札”として、このクラスの選手を獲得できれば、Jリーグもより盛り上がりそうだが。
【Jリーグ獲得推奨銘柄5】
アラン
Alan
元中国代表/34歳
前フルミネンセFC(ブラジル)
中国のサッカーバブル到来時、ブラジルから帰化して中国代表10試合・3得点を記録した。昨季は母国ブラジルでプレーして現在フリー。ACLなど国際舞台ではあまりパッとした成績は残せなかった。ただ随所で勝負強さを見せつけていた。いろんな経験を乗り越えてきたストライカーであり、キャリアでもう一花咲かせられそう。例えばJ1昇格やJ1残留を狙うクラブに、ぜひお勧めしたいタレントだ。